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 ミルウォーキー・バックスは、ヤニス・アデトクンボを巡り、複数のチームとトレードの可能性について協議を進めている模様。1月29日(現地時間28日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 報道によれば、ヤニスは2月6日に迎えるトレード期限またはオフシーズンに新天地へ移籍する可能性があり、複数のチームがバックスに対して積極的なオファーを提示しているという。バックスはこれまでヤニスのトレードオファーを拒んできたものの、現在は耳を傾け始めているようだ。

 ヤニスは今シーズンこれまで30試合に出場し、平均スタッツは28.0得点10.0リバウンド5.6アシスト0.9スティール0.7ブロックを記録。今月24日のデンバー・ナゲッツ戦でふくらはぎを痛め、4週間以上の長期離脱が見込まれている。

 バックスは28日終了時点で戦績を18勝27敗(勝率40.0パーセント)とし、イースタン・カンファレンス12位とプレーイン・トーナメント圏外の順位に低迷している。ヤニスを欠いて臨んだ28日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦も122-139で敗れており、ヤニス欠場時の成績は3勝12敗と大きく負け越している。

 これまでもバックスとヤニスの間にはトレードの噂が取り沙汰されてきたが、その都度本人がトレードの可能性を否定してきた。今月8日にも現地メディア『The Athletic』に対して「僕はどこにも行かない。このチームへ全力を注いでいる」といったコメントを残していたばかり。しかし、ヤニスの長期離脱とバックスの低迷が重なり、再びトレードの可能性に現実味が帯びてきている。

 ヤニス自身も、チームの直近の低迷に対して大きなフラストレーションを露わにしている。試合中に観客のブーイングに対してゴール下からブーイングで返したり、チームメートについて「勝つためにプレーしていない」や「ケミストリーが崩れていて、自己中心的な選手がいる」といったコメントで批判したりするなど、その言動が注目を集めていた。

 1月初旬のトレイ・ヤング(アトランタ・ホークスからワシントン・ウィザーズへ移籍)を除いて目立った動きがなかった今シーズンのトレード市場。期限まで約1週間となった今、ヤニスのトレードを実現するチームは現れるか。