ガウフのラケット破壊が様々な波紋を呼んでいる(C)Getty Images 現地時間1月27日、テニスの全豪オープン女子…

ガウフのラケット破壊が様々な波紋を呼んでいる(C)Getty Images

 現地時間1月27日、テニスの全豪オープン女子シングルス準々決勝がオーストラリア・メルボルンで行われ、世界ランク3位のココ・ガウフ(米国)は、同12位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に1-6、2-6で完敗。終始プレーに精彩を欠いたこの一戦では、舞台裏の映像が大きな波紋を呼んでいる。

【動画】怒りが収まらず…試合に敗れたガウフがコート裏でラケットを破壊したシーン

 敗戦後、険しい表情でコートを後にした21歳のスター選手は、裏側でフラストレーションが爆発。ラケットを激しく叩きつけ、その姿がネット上で拡散されると、記者会見では、「カメラがない場所だと思っていた」「わざわざ放送する必要がないと思う」と不満を露わにした。

 ラケット破壊に正当化の余地こそないが、選手のプライバシーを巡っては、同業者から共感の声が少なくない。現地時間28日、準々決勝で敗れた同2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、「私たちは選手なのか、排泄時ですら見られる動物園の動物なのか?」と困惑した様子で質問に答えている。

 さらに会見内では、「今のは明らかに大げさだったけど、プライバシーはもう少しある方がいい」「誰にも見られずに自分のことができたらいいなと思う」と本音を吐露。「私たち選手は、コート上で見られるべき。記者会見もそうで、これが仕事だ」と自身の境界線を示した。

 先日は選手パスを忘れ、警備員に止められる舞台裏の姿が反響を集めていたシフィオンテクだが、「ミームになるのは仕事ではない。そんな話題も面白いけど、私たちにとって必要だとは思わない」と強調。果たして大会側は、こうした選手たちの声にどう応えるのだろうか。しばらく議論は続きそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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