大相撲の横綱・大の里(25)=二所ノ関=が28日、三つぞろいの新たな化粧まわしが贈られ、東京都内での贈呈式に出席した。…

 大相撲の横綱・大の里(25)=二所ノ関=が28日、三つぞろいの新たな化粧まわしが贈られ、東京都内での贈呈式に出席した。贈り主は、東京後援会会長を務め、不動産事業などを手がける「サンフェル」社の深澤朝房社長で、GI馬パンジャタワーのオーナー(馬主名義は(株)DeepCreek)。太刀持ちには同馬を模写した「天馬」が描かれた。大の里は春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)から使用することを約束し、「すごくかっこいい。今年はうま年なのでぴったり」と目を輝かせた。

 実は、大の里が綱取りに成功した昨年5月の夏場所初日、パンジャタワーがNHKマイルカップを制した。深澤氏はレース後、東京競馬場から取組後の大の里の元へ駆けつけ、競走馬にかける赤い優勝レイを見せた。大の里は「一緒に写真撮って、初日から14連勝できた」と優勝、昇進につながったことを感謝。今度は縁起のいい「天馬」があしらわれた化粧まわしをプレゼントされ、「パワーをもらって、優勝を何回もできるように頑張る」と意気込んだ。

 自身が締めるものは深澤氏の出身である山梨・甲州市の恵林寺に所蔵される「不動明王」が描かれた。同氏は「煩悩を断ち、進むべき道を守護する動かざる決意の象徴」と説明した。左肩痛の影響で初場所は10勝5敗に終わった大の里。心強い9本目の三つぞろいの化粧まわしを前に「恩返しできるように頑張りたい」と、春場所での巻き返しを誓った。(山田 豊)