男子テニスで世界ランク4位のN・ジョコビッチ(セルビア)は28日、現在行われている全豪オープン(オーストラリア/メルボ…

男子テニスで世界ランク4位のN・ジョコビッチ(セルビア)は28日、現在行われている全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の会見に登場。同大会が舞台裏にもカメラを設置していることについて、苦言を呈した選手の意見にも理解を示した一方で「受け入れなければならない」とも語った。
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38歳のジョコビッチは同大会に第4シードとして出場中。この日行われた男子シングルス準々決勝では第5シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦したが、ジョコビッチから4-6, 3-6, 3-1となった時点でムセッティが棄権を表明。これにより、思わぬ形でジョコビッチは4年連続13度目のベスト4進出を決めた。
同大会では前日に女子シングルスで第3シードのC・ガウフ(アメリカ)が準々決勝で敗退していたが、試合後にガウフはバックヤードでラケットを激しく破壊。この映像がカメラに捉えられていたことに端を発し、当事者のガウフや女子で世界ランク2位のI・シフィオンテク(ポーランド)が舞台裏にもカメラを設置している同大会に苦言を呈した。
舞台裏の様子も伝えエンターテインメント性を高めたい大会の思惑が、選手のプライバシー侵害の問題として物議を醸しているなか、この日の会見ではジョコビッチも本件について自身の見解を述べた。
「ココ(ガウフ)の試合後の出来事を見た。僕は彼女に共感する。ラケットを壊したい気持ちはよく分かる。キャリアの中で何度か経験した。特に、自分のパフォーマンスが振るわなかった試合の後はフラストレーションが溜まる」
「(舞台裏を撮影する必要はないという)彼女の意見には賛成だ。どこかへ移動し、隠れてカメラに捉えられないような方法でフラストレーションや怒りを発散することができないのは、本当に残念なこと。でも、今はコンテンツが全てという社会・時代だから、もっと深い議論が必要だ」
「この流れが逆の方向に変わり、カメラがなくなるというのは想像しにくい。現状維持か、あるいはもっとカメラが増えるだけだろう。シャワーを浴びている時にカメラがないことに驚くよ。おそらくそれが次のステップだろう」
「(常に監視されていることに)僕は反対だ。いつだって境界線はあるべきだと思う。『ここは僕たちの領域だ』みたいな感じでね。でも、商業的に言えば常に需要がある。選手がどのようにウォーミングアップをするのか、コーチとどんな話をするのか、クールダウンはどうするのか。みんなは僕たちが車で到着し、廊下を歩いているところを見たいだ」
「だから、気をつけないといけない。僕はツアーに長く参加しているから、カメラがそれほど多くなかった時代を覚えている。常に監視され、忘れてしまうくらい監視の目に慣れるのは恐ろしい。リラックスしたい時もあるし、人目に付かず自分らしくありたい時もあるだろう」
「事態が後退しているのを見るのは本当に辛い。これは僕たちが受け入れなければならないことだと思う」
今回の議論を経て、大会側が今後どのような運用をしていくか注目される。

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