ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)のフリースタイルスキー・モーグル日本代表の島川拓也(27)の壮行会が28日、島川…
ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)のフリースタイルスキー・モーグル日本代表の島川拓也(27)の壮行会が28日、島川の母校・道科学大高で行われた。初の五輪へ向けて教職員や約600人の在校生から激励を受けた。
壇上であいさつした島川は、自身が大学卒業時に競技引退を考えたことを明かし、「やりたい思いが強くて、やってみることを心に決めた。そのやり続けた結果が、オリンピック代表に内定した。皆さんには何か1つでもやり続けて欲しい」とメッセージ。「最高に格好いい姿をお見せできたらなと、オリンピックに行ってきます」と決意表明した。
所属する日本仮設に内定し、引退も考えていた大学4年の3月に全日本選手権で2位となり、ナショナルチームに復帰。モーグルの競技続行は新人研修期間に会社に掛け合ったという。「本当に後出しで、ナショナルチームに復帰できたので、やっぱり目標にしてきたオリンピックも心残りではあった。そこでやらせてくださいと言った経緯です」と説明した。
職種は営業だが、オフシーズンでも早上がりでトレーニングに行く日もあり、シーズン中はほぼ遠征。「そういった環境から資金面まで、本当に甘えさせて頂いています。一番って言ったらあれですけど、そばで応援してくれているので、やはり結果で恩返ししたいと思っています」と感謝した。
母校では懐かしいノートとも“再会”した。高校時代に目標や課題を書き込んだシート。長期の目標に、当時は札幌が開催地に立候補していた26年五輪を書き込んでいた。「有言実行というか、最後に金メダルまで書いてるんですけど、その手前のオリンピック出場は有言実行できたことに関してはうれしいですし、一つ恩返しできたかなと思います」と笑顔を見せた。
現在、地元・札幌で事前合宿中。合宿地のばんけいスキー場は高校時代から練習に打ち込んでいた場所で「高校生の頃を思い出すような感覚で、また頑張りたいなと改めて思います」。自身は小学生のころ、5大会連続五輪出場の上村愛子さんの滑りを見てモーグルにひかれた。「次は自分がそのきっかけを与える立場になりたい。楽しんでいる姿だったり、もちろん技術が高くて格好いい滑りっていうのを表現して、モーグルを始めたいなというきっかけをつくりたい」と話していた。