大相撲の横綱・大の里(二所ノ関)が28日、都内でG1馬・パンジャタワーの馬主・深沢朝房氏から「三つぞろい」の化粧まわし…
大相撲の横綱・大の里(二所ノ関)が28日、都内でG1馬・パンジャタワーの馬主・深沢朝房氏から「三つぞろい」の化粧まわしを贈られた。9本目の「三つぞろい」で「すごいかっこいい化粧まわしをいただいた。つけるのが楽しみ」と胸を躍らせた。「この化粧まわしつけてパワーもらって、優勝を何回も出来るように頑張ります」と意気込んだ。現役時代から交流のある師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「非常に運の強い方。つけることで恩返しになる。何回も優勝してほしい」と背中を押した。
大の里の東京後援会会長でもある深沢氏は「NHKマイルカップ」でG1を制覇したパンジャタワーを所有。甲斐の戦国武将・武田信玄の騎馬隊やパンジャタワーを模写した「天馬」の化粧まわしを太刀持ちがつける。深沢氏は「聖徳太子が甲斐国から献上された黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという『甲斐の黒駒伝説』はその象徴」と説明した。
大の里が綱取りに成功した昨年夏場所初日にパンジャタワーがNHKマイルカップを制覇。同氏はレース後に東京競馬場から大の里のもとへ駆けつけ、赤の優勝レイと撮影した。「それ(優勝レイ)をもって、写真撮ってから14連勝させてもらった」と横綱昇進へのパワーをもらっていたことを明かした。
また同氏の出身地、山梨県・甲州市の恵林寺に所蔵されている「不動明王」は「煩悩を断ち、進むべき道を守護する動かざる決意の象徴」(深沢氏)。大の里がつける化粧まわしでもあり「インパクトが強い」と目を見張った。
露払いがつける化粧まわしは戦国武将・武田信玄の「不動如山」(動かざること山のごとし)が描かれている。信玄公が軍旗に用いた「風林火山」は「孫子」の句「はやきこと風の如く、しずかなること林の如く、おかしかすめること火の如く、動かざること山の如し」を意味し、そこから取られている。大の里は「歴史のことも勉強しないといけない」。初場所は10勝に終わり、「一層頑張る」と話した大の里。新しいアイテムとともに春場所2年連続制覇に挑む。