◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(…
◇米国男子◇ザ・アメリカンエキスプレス◇ピート・ダイ・スタジアムコース(7210yd)、ニクラス・トーナメントコース(7147yd)、ラ・キンタCC(7060yd=すべてパー72、カリフォルニア州)
2023年の復活優勝から、タイトルこそないものの安定した成績でシード保持を続けているジェイソン・デイ(オーストラリア)。今季初戦となった前週の「ザ・アメリカンエキスプレス」でも通算23アンダーまで伸ばし、優勝したスコッティ・シェフラーに次ぐ2位。38歳のいまも第一線で戦い、キャリア14勝目を虎視眈々と狙うデイの使用クラブをチェックした。
ウッドには懐かしいクラブが並ぶ。ドライバー「M5」、3番ウッド「M6」、7番ウッド「ステルス」と、どれも時代を感じるヘッドばかり。「テーラーメイドが僕にくれたのさ」と冗談を言いつつも、実際には家に眠っていた契約時代のものを引っ張り出してきたという。
なぜ、いまになってM5を入れるのか。「M5のフェースのカーブが好きで、これだと真っすぐ打ちやすいんだ。まだまだ活躍してくれているよ」。実際にアメリカンエキスプレスではストロークゲインド・オフ・ザ・ティ(ティショットのスコア貢献度)は0.659(34位)と悪くない数字を残している。「この前PGAツアーに(反発係数の)抜き打ちテストをされたけど、パスしてホッとしたよ」と笑った。
昨年は「P760」→「ZX7 MKII」→「P770」→「P7TW」→「P7MC」と目まぐるしく替えていたアイアンはAVODA GOLF(アボダゴルフ)に落ち着いていた。この名前を見てピンと来たかたはいるだろうか。そう、ブライソン・デシャンボーが使用しているアイアンだ。
アイアンにバルジとロールがあるという珍しいヘッド。「ブライソンのアイアンとは違うデザインで、昨年秋に自分用に作ってもらったんだ」。実際にはその時から改良を重ねて、いま使っているのは3代目だという。「クラブフェースがとてもストレートで構えやすい。あとソールのデザインが好きで、地面への入りもいいし、抜けもいいんだ」。アイアンからの流れでウェッジも同社のヘッドを使っている。
また、パターも「だいぶ自分用にカスタムしてもらったスパイダー」にマイナーチェンジ。「ノーメッキ仕上げだからカッコいいだろ。あとはネックをめちゃくちゃ硬いものにしてもらったんだよ。今まで使ってきたスパイダーは、ネックが曲がっちゃって。ボールを拾うたびに曲がったりしていたんだ」と、強度の高い素材にしてもらったとか。ちなみに前週のストロークゲインド・パッティング(パッティングのスコア貢献度)は5.827という驚異的な数値を記録し堂々の1位。特注スパイダーが大活躍する結果となった。
ボールもブリヂストンの最新「ツアーB X」に。「ほんのちょっとスピンが減って、ほんのちょっと飛距離が伸びた。替えない手はなかったね」と、新しいボールへの切りかえは早かったようだ。
<ジェイソン・デイのクラブセッティング>
ドライバー:テーラーメイド M5(10.5度)
シャフト:KBS TG(重さ60g台、硬さTXX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M6(3番15度)、テーラーメイド ステルス(7番21度)
シャフト:3番/KBS TG(重さ70g台、硬さTXX)、7番/KBS TG BLACK(重さ80g台、硬さTXX)
アイアン:AVODA GOLF(4番~GW)
シャフト:KBS TGI 110
ウェッジ:AVODA WEDGES(SW、LW)
シャフト:KBS TGI 110
パター:テーラーメイド スパイダーツアープロトタイプ
ボール:TOUR(ツアー)B X<2026年>