阪神の新人合同自主トレは28日、最後の休日を迎えた。キャンプインがいよいよ近づいてきた。同期7人の最初の「分かれ道」でも…

阪神の新人合同自主トレは28日、最後の休日を迎えた。キャンプインがいよいよ近づいてきた。

同期7人の最初の「分かれ道」でもある。1軍に当たる宜野座組でキャンプインするのはドラフト2位の谷端将伍内野手(21=日大)ただ1人。現地での合同自主トレに参加するため、先輩たちとともに一足早く沖縄に向かう。

谷端以外のルーキー6人は若手や調整組が集う具志川からスタートする。1位の立石正広内野手(22=創価大)は右脚肉離れのため、内定していた宜野座行きが白紙となった。

ドラフト3位の岡城快生外野手(22=筑波大)に率直な心境を聞いた。

「悔しいかって言われると…難しいですね。(谷端は)やっぱり評価されているというのはあると思う。自分も宜野座組になるべく早く挑戦したいという気持ちはあります。でも、スカウトの方からも『しっかりファームで実力をつけてからでも十分だ』と言われているので、焦らずにやっていきたいと思っています」。そう言葉を選びながら話した。

楽しみは広がっている。阪神のルーキーは沖縄に行くまで1度も屋外では打撃練習を行わない。冬の間、打力向上に取り組んできた岡城は「外に出たら、周りの選手がすごいので逆にショックを受けるんじゃないかと思うところがあります」と笑っていたが、ワクワク感は隠せない。野球選手なら誰もが同じだろう。

SGLで大山悠輔内野手(31)のロングティーを見る機会が何度かあった。

「少ない動作でしっかり力が伝わっている。無駄な動作が少ない。再現性が高いというか、打球が毎回同じような質で同じように飛んでいる。自分には全然足りていないところ」。がっしりとして均整のとれた体にも驚いたという。

岡城はまだまだ成長途上。体重は入寮から3週間で3~4キロも増えて、86キロ弱まで増えた。人生最重量を3キロも更新した。身長183センチで、最終目標はスピードを保ちながらの体重90キロ超え。

「体の状態もいい感じに仕上がってきていると感じます。キャンプ初日から自分の持っているものを全力でぶつけられるように頑張っていきたい」

大事なのは周囲より自分の成長。具志川でじっくり鍛えて、きたるべき時に備える。【柏原誠】