テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準々決勝が行われ、第…
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、男子シングルス準々決勝が行われ、第6シードのA・デ ミノー(オーストラリア)は第1シードのC・アルカラス(スペイン)に5-7, 2-6, 1-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。試合後の会見で準備や今後の課題について問われたデミノーは、思わず記者に逆質問する場面もあった。
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26歳で世界ランク6位のデ ミノーが同大会に出場するのは6年連続9度目。最高成績は昨年のベスト8となっていた。
今大会はここまでわずか1セットしか落とさない安定した戦いぶりで16強入り。4回戦では第10シードのA・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 6-1, 6-1のストレートで下し、準々決勝へと駒を進めていた。
準々決勝では、過去5連敗中だった22歳で世界ランク1位のアルカラスと対戦。
この試合、第1セットは互角の展開となり、デミノーは2度のブレークに成功。しかし自身も3度のブレークを許し、惜しくも先行を許した。流れを引き寄せたいデミノーだったが、第2セット以降はアルカラスのテンポの速い攻撃に苦しめられる。
強烈なストロークに加え、ドロップショットやネットプレーを織り交ぜた多彩な展開に翻弄され、防戦一方の展開に。第2、第3セットでは計4度のブレークを奪われ、2時間15分で力尽きた。
試合後の会見でデ ミノーは、自身のパフォーマンスについて率直に語った。
「メンタル面や、今日どんな意識でボールを打とうとしたかという点では、狙い通りだった。ただ、それを実行し切れなかった。試合を通して、完全には実行できなかったんだ」と振り返り、「良い部分もいくつかはあったけど、全体としては自分のコンフォートゾーンを超えたプレーで、ときには限界を超えていた」と語った。
また、世界トップとの差については技術的な観点から分析した。
「こういった試合では、これまで以上に強くボールを打っている感覚はあったけど、それでも彼(アルカラス)を打ち抜くことができなかった。彼は必要なときに一気に力を生み出すことができる。こちらが1球でも短くなると、その時点でポイントは終わり」
さらに、アルカラスや世界ランク2位のJ・シナー(イタリア)との違いとして、ショットの回転量を挙げた。
「今の自分のグラウンドストロークはフラット気味で、高いボールスピードを出そうとするとリスクが大きい。一方で、カルロスやヤニック(シナー)はボールに多くの回転をかけることができるので、スピードを上げながらも安定感を保てる。スピンによってボールを収め、角度も作ることができるんだ」
準備や今後の課題について問われると、デミノーは記者に逆質問する場面もあった。
「何を変えればいいんだろう? 教えてほしいくらいだよ」
その上で、現状をこう受け止めた。
「全豪オープンで負けた相手を見ても、ラファ、ノバク、ヤニック、そしてカルロス。負けるべきではない相手に負けているわけではない。だから前に進み続けるしかない。立ち上がって、また挑戦する。それしかないよ」
一方、勝利したアルカラスは準決勝で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第25シードのL・ティエン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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