全日本で初優勝を飾った張本。この経験が彼女の成長を加速させそうだ(C)Getty Images 2026年の卓球全日本選…

全日本で初優勝を飾った張本。この経験が彼女の成長を加速させそうだ(C)Getty Images
2026年の卓球全日本選手権では、女子一般の部で張本美和が初めて頂点に立った。決勝では、過去2年、優勝を懸けて争ってきた早田ひなを相手に、4-3というフルゲームの末に勝利。悲願とも言える全日本タイトルをようやく掴みとった。
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接戦となった今年のファイナル、早田に追い上げられながらも最後は張本が競り勝った。劇的な初優勝を成し遂げたその戦いぶりは、卓球王国である中国の国内ポータルサイト『捜狐』の中でも報じられている。
1月26日に掲載された張本の特集記事で、全日本選手権の結果を高く評価した。同メディアは、「張本美和の優勝への道のりは、非常に価値の高いものだった。7ゲームにもつれる激戦の末、早田ひなを逆転で下し、国内大会での大きな壁を突破した」などと振り返り、さらに「その技術の総合力と精神的な成熟度は、もはや以前とは比較にならない」と17歳の成長ぶりを称えている。
また、来月に中国で開催されるアジアカップにも言及。出場が発表されている張本と、中国主力選手との顔合わせについての見解を示しており、「張本と王曼昱の対戦は、最大の注目カードとなっている」などと指摘。同メディアは過去の試合内容も回想し、「ゲーム運びでは王曼昱が主導権を握ってきた」と評しながらも、「現在の張本の成長スピードは著しい。この“若さと経験”の衝突は、単なる優勝争いにとどまらず、女子卓球トップ層の勢力図が微妙に変化しつつあることを映し出している」と分析する。
加えて、張本のみならず韓国でも10代選手の台頭が見られるとして、同メディアは、「アジア卓球界では新旧交代の構図が明確になりつつある」と強調。その上で、「この新世代の集団的な躍進は、各国のチーム内競争の様相を塗り替えただけでなく、中国女子代表にも現実的な衝撃を与えている」などと論じている。
張本の全日本初戴冠のインパクトは海を越え、国際舞台における大きな脅威としても捉えられている。そして、さらなる飛躍を遂げることでアジアの勢力図にどのような変化を及ぼすのか、その行方にも引き続き、関心は向けられていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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