【WRC 世界ラリー選手権】第1戦 ラリー・モンテカルロ【映像】痛恨ミス→咄嗟の凄技で挽回(実際の様子) WRC(世界ラ…

【WRC 世界ラリー選手権】第1戦 ラリー・モンテカルロ
WRC(世界ラリー選手権)の今季開幕戦が25日まで開催され、ヒョンデのティエリー・ヌービルは総合5位を獲得。競技3日目にはドーナツターンでミスを犯したが、見事なテクニックで挽回。放送席やファンを唸らせた。
このモンテカルロで過去2度の優勝を誇るヌービルは、2024の年間チャンピオンでもある。昨年はトヨタの圧倒的なチーム力に対してなすすべなく、わずか1勝で終わったが、今シーズンは王座奪回を期して開幕を迎えた。
しかし開幕戦モンテカルロは、初日から悪天候に見舞われ、競技3日目デイ3も雪や雨が降る厳しいコンディション。この日の最終ステージとなるSS13は、モナコの市街地をベースに設計された特設コースで、コース途中に2度のドーナツターンエリアがある。コース中央に設置された障害物の周囲をクルリと回って通過しなければならない。
しかしここでヌービルが名手らしからぬミス。ドーナツターンの進入でマシンを斜めに傾け過ぎてリアが大きく滑ってしまい、車体がスピンしながら障害物から離れていってしまう。しかし、スピンしたマシンをそのままさらにもう1回転させて、車体の向きを障害物の方向へ修正。体勢を立て直したヒョンデのマシンは、そのまま残り半回転を無駄なく済ませて、ストレートを立ち上がっていくことに成功した。
「リカバリーの仕方が技ありだよね!」

このシーンを見届けた解説のピエール北川氏は「リカバリーの仕方が技ありだよね!」と言及し、「止まるなと思ったら、そのままスピンターンさせてますからね」と、ヌービルの妙技について解説している。実は同スポットは、この日他の多くのドライバーもミスをしていたいわくつきの場所。劣悪な路面コンディションでありながら、ヌービルは咄嗟のアイデアや見事な反応速度で、ステージ3位のタイムを記録した。
元王者の熟練の技を見届けた視聴者からは、「余計に回っています」「勢い殺さず行ったの上手いわ」「ジル・パニッツィ思い出した。あれわざとだけど」「サービスです!」など、絶賛のコメントが寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)