ソフトバンク近藤健介外野手(32)が、WBCでの1番打者起用に意欲を見せた。27日、福岡県内の大型商業施設内でトークショ…
ソフトバンク近藤健介外野手(32)が、WBCでの1番打者起用に意欲を見せた。27日、福岡県内の大型商業施設内でトークショーを行い、MCを務めた球団OBの五十嵐亮太氏(46)から「1番はどうか」と問われ「個人的にはおもしろい」と答えた。侍では長打ではなくコンタクト打法に専念し、世界一連覇へ挑む。
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最高出塁率を4度獲得した近藤のバットコントロールを最大限に生かせるのは、1番打者かもしれない。五十嵐氏の問いかけに「個人的にもおもしろい。自分の仕事が明確にわかりやすい打順なのかな」と意欲的に答えた。
前回23年は1番ヌートバー、3番大谷をつなぐ2番として活躍。打率3割4分6厘、出塁率5割を記録。この3年間で長打率もアップしたが、国際大会ではなかなか長打を打つのは難しい。「ポイントゲッターではない。打点を稼ぐ、本塁打を打つ選手はいっぱいいる。何とか塁に出て、まずはコンタクト」と、WBCでは単打、出塁することに全力を注ぐ。
米国はスクバル、スキーンズというサイ・ヤング賞投手を並べる。198センチの長身から160キロを投げてくるスキーンズに「どれだけ近く感じるんだろう、恐怖ですね。楽しみ。打席に立って肌で感じたい」と対決を楽しみにする。徳之島での自主トレでも、速球対策を行ってきている。
粘れるのも1番にうってつけだ。WBCでは球数制限がある。粘ることで、続く大谷らに相手の情報を伝えることもできる。「伝えたり、しっかりアプローチする中でいけるという打線全体の思いを持たせるのも1番の仕事。そういうところを打つのであれば、責任を持って立ちたい」と、打線、ベンチにいけると思わせる役目も担うつもりだ。1番はソフトバンク移籍後3シーズンでは1度もない。日本ハム時代に通算18試合経験も、22年7月13日楽天戦(静岡)以降はない。
もちろん打順は井端監督が決めることだが「大谷の後は絶対打ちたくない。そこは村上、岡本のメジャーリーガーに任せて。(ドジャースでも)ムーキー・ベッツでも大変そうでしたし」と、笑いながらも大谷より前を希望した。
「まずは侍ジャパンモードで。WBCで連覇したい」。さらに安打製造機に特化し、大谷、村上、岡本、鈴木ら強力打線にチャンスでまわす。【石橋隆雄】
◆ソフトバンク近藤の23年WBC 日本ハム時代の恩師栗山監督のもと、決勝までの全7試合、2番・右翼でスタメン出場。1番ヌートバー、3番大谷のつなぎ役として大谷とならぶ大会最多の9得点をマークした。打率3割4分6厘(26打数9安打)、1本塁打、5打点。ソフトバンク1年目でシーズンも全143試合に出場。本塁打、打点、最高出塁率のタイトルを獲得した。