◆第31回シルクロードS・G3(2月1日、京都・芝1200メートル)=27日、栗東トレセン 10か月ぶりのターフで、再ス…
◆第31回シルクロードS・G3(2月1日、京都・芝1200メートル)=27日、栗東トレセン
10か月ぶりのターフで、再スタートを切る。ビッグシーザー(牡6歳、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー)が、シルクロードSで右第1指節種子骨の骨折から復帰する。出走予定だった昨年の函館スプリントSの最終追い後に故障が判明。実戦は25年高松宮記念以来となるが、西園正調教師は「鉄砲が利くしね。間を空けて使っても勝ってきているし、初戦からでも、と思う」と胸を張る。
昨年末に帰厩し、乗り込みはいたって順調。先週は栗東・坂路で50秒8―12秒1と力強い脚さばきを見せた。トレーナーは「本来の動きになったね」とほほ笑む。動きに重苦しさはなく、「やればやるごとに良くなっている」と上昇カーブを描いている。
京都の芝1200メートルでは6戦3勝。24年に淀短距離S、オパールS、京阪杯を制した得意舞台だ。ハンデは58・5キロでトップタイだが、見合うだけの実績がある。
また、同厩舎のフィオライアもこのレースにスタンバイ。前走の淀短距離Sは逃げて6着だったが、指揮官には「先行馬が総崩れのなか、0秒3しか負けていないからね」と悲観の色はない。「千直のオープン(ルミエールAD)で4着に来ているし、すんなり行ければ」と一発をもくろむ。
西園正師は今年の3月上旬で定年引退。この2頭は、順調ならラストウィークのオーシャンS(2月28日、中山)に向かう予定だ。「8分、9分の仕上げじゃなくて10分。いや、12分の仕上げで。全力投球でいきたいと思います」と、最後まで突っ走る構えだ。騎手デビューから53年目、開業から29年目。長きに渡るホースマン人生の残り約1か月を、ビッグシーザーとフィオライアが盛り上げる。(水納 愛美)