初日のテストではハジャーが107周を周回した(C)Getty Images F1の第1回公式テストが1月26日、スペイン…

初日のテストではハジャーが107周を周回した(C)Getty Images

 F1の第1回公式テストが1月26日、スペイン・バルセロナ近郊のカタルーニャサーキットで非公開でスタート。初日は7チーム9人が走行し、非公式の計時ながら新たに自前のパワーユニットで臨むレッドブルのアイザック・ハジャーが107周を周回してトップタイムを刻んだ。

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 初日に走行したのはメルセデス、レッドブル、レーシングブルズ、ハース、アルピーヌと新チームのアウディとキャデラック。テストは30日までの5日間の日程ながら各チームともうち3日間で走行ができ、マクラーレン、フェラーリ、ウィリアムズ、ホンダと組むアストンマーティンはコースインしなかった。

 欧州のメディアによると、ハジャーのベストタイムは1分18秒159だった。昨年行われたスペインGPのポールタイムはオスカー・ピアストリが記録した1分11秒546で、決勝ファステストラップもピアストリの1分15秒743。ほどほどのアタックでデータ収集に徹したようだ。

 最も遅かったのは新チームのキャデラックのマシンを駆るセルジオ・ペレスで、1分25秒974。トップとは8秒近い開きがあった。

 例年であればバルセロナ合同テストはメディアに解放し、ファンのスタンドへの入場を認めることもあったが、今回は完全シャットアウトで、SNSを通じたチームの発信が頼り。非公開にした理由は、パワーユニットを含めて新たなレギュレーションになったことで信頼性や性能不足で醜態をさらしたくないチームへの忖度が働いたともいわれている。

 なお、今回はシェイクダウン(慣らし運転)と位置付けており、F1公式サイトも非公開の理由を「シェイクダウンはチームが初めてマシンを走らせるという点でテストとは異なります。そのため、このイベントはパフォーマンスを追い求めるものではなく、2026年シーズンに向けて導入される新レギュレーションの中で、各チームはマシンの走行距離を積み、様々なパーツが期待通りに機能することを確認することに重点を置きます」としたが、はぐらかした説明になっている。

 初日もF1公式サイトの動画映像は配信されたが、走行情報はチームのバイアスがかかったものがほとんど。施設外の丘から撮影などを試みたファンやメディアが警備員に排除されるなど一悶着もあり、ファンの間からも「ファンにオープンだったF1にあるまじきこと」「なぜ非公開、見せてくれ」などと批判の声が挙がっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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