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 1月24日から25日にかけ、全国各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」のB1リーグ第19節が開催された。オールスターブレイクを経て再開された今節は、シーズン後半戦の行方を占う重要な局面。熾烈な順位争いが繰り広げられるなか、スタッツランキング上位に名を連ねるプレーヤーたちがその実力を遺憾なく発揮した。

得点1位:ジャレット・カルバー(仙台89ERS)


 首位のジャレット・カルバー(仙台)が、島根スサノオマジック戦のGAME1で30得点、GAME2で40得点と圧倒的なパフォーマンスを見せ、平均25.53点で独走態勢に入りつつある。2位のスタンリー・ジョンソン(長崎)との“NBAドラフト1巡目対決”にも注目が集まる中、今節最大のトピックは富永啓生(北海道)のトップ5入りだ。宇都宮ブレックスの堅守を相手に26得点を挙げる活躍を演じ、前節5位のクリストファー・スミス(広島)を抜き去った。日本人エースとしての存在感は、節を追うごとに増している。

アシスト1位:D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)


 宇都宮の司令塔、D.J・ニュービルが平均6.75本で依然としてトップを快走する。これを追う滋賀の游艾喆、佐賀の角田太輝も高いスタッツを維持しており、若きガード陣の奮闘が光る。また、大浦颯太(三遠)が平均5.44本と数字を伸ばし、並里成(FE名古屋)をかわして単独4位に浮上した。三遠のアップテンポなバスケットを司る大浦のゲームメイクが、着実に数字へと反映される結果となった。

リバウンド1位:ジョン・ムーニー(千葉ジェッツ)


 上位陣の顔ぶれは前節から変わらず、ジョン・ムーニー(千葉J)が平均11.25本で首位をキープ。2位のショーン・オマラ(FE名古屋)も10.42本と数字を伸ばし、ムーニーを追走する。一方で、ジャック・クーリー(琉球)が平均9.13本とわずかに数字を落としたものの、依然としてインサイドの制空権を握る強さを見せた。ムーニーの安定感は群を抜いているが、1月23日にインジュアリーリストに入ったこともあり、復帰後のスタッツに注目だ。

スティール1位:アーロン・ヘンリー(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)


 

 名古屋Dのアーロン・ヘンリーが平均2.13本をマークし、唯一の2点台を維持して首位を独走中。今節の注目すべき変動は、アンソニー・クレモンズ(越谷)が平均1.72本を記録して新たに4位にランクインした点である。前節5位タイだったスタンリー・ジョンソン(長崎)が圏外へ後退し、キアヌ・ピンダー(秋田)が5位に踏みとどまるなど、一瞬の隙も許さない激しい順位争いが展開されている。

ブロック1位:エージェー・エドゥ(群馬クレインサンダーズ)


 群馬のエージェー・エドゥが平均1.28本まで数字を伸ばし、リーグを代表するリムプロテクターとしての地位を固めた。前節からの変動では、ジョーダン・ヒース(京都)が平均1.13本で2位に浮上し、代わってアーロン・ヘンリー(名古屋D)が4位に後退。また、三遠のデイビッド・ヌワバが平均1.11本で3位に食い込むなど、上位陣が1.1本台でひしめき合う大混戦となっており、次節以降のさらなる入れ替わりは必至だ。

3ポイント成功率1位:イヒョンジュン(長崎ヴェルカ)


 19節終了後、ついにランキングの頂点が入れ替わった。長崎のイヒョンジュンが47.6%という驚異的な確率を叩き出し、長らく首位を守っていた金丸晃輔(佐賀)を逆転して1位に躍り出た。また、前節5位のジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)に代わり、滋賀のライアン・クリーナーが4位へ、篠山竜青(川崎)が5位にランクインした。ベテランから若手、さらにはビッグマンまでもがしのぎを削る、極めてハイレベルな争いとなっている

 プレーオフに向けて強度の上がる後半戦で現リーダーたちがさらなる活躍を見せるのか、新たなスタッツリーダーが生まれるのか。この先の戦いも目が離せない。

 第19節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧は以下の通り。

■第19節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧


【得点】

1位 25.53 ジャレット・カルバー(仙台)

2位 22.55 スタンリー・ジョンソン(長崎)

3位 20.43 デイビッド・ヌワバ(三遠)

4位 20.34 D.J・ニュービル(宇都宮)

5位 18.94 富永啓生(北海道)

【アシスト】

1位 6.75 D.J・ニュービル(宇都宮)

2位 6.22 游艾喆(滋賀)

3位 5.84 角田太輝(佐賀)

4位 5.44 大浦颯太(三遠)

4位 5.37 並里成(FE名古屋)

【リバウンド】

1位 11.25 ジョン・ムーニー(千葉J)

2位 10.42 ショーン・オマラ(FE名古屋)

3位 9.69 コフィ・コーバーン(広島)

4位 9.36 エリック・ジェイコブセン(茨城)

5位 9.13 ジャック・クーリー(琉球)

【スティール】

1位 2.13 アーロン・ヘンリー(名古屋D)

2位 1.82 デイビッド・ヌワバ(三遠)

3位 1.75 ジャレル・ブラントリー(長崎)

4位 1.72 アンソニー・クレモンズ(越谷)

5位 1.71 キアヌ・ピンダー(秋田)

【ブロック】

1位 1.28 エージェー・エドゥ(群馬)

2位 1.13 ジョーダン・ヒース(京都)

3位 1.11 デイビッド・ヌワバ(三遠)

4位 1.10 アーロン・ヘンリー(名古屋D)

5位 1.03 セバスチャン・サイズ(A東京)

【3ポイント成功率】

1位 47.6% イヒョンジュン(長崎)

2位 47.3% 金丸晃輔(佐賀)

3位 45.5% ネイサン・ブース(仙台)

4位 45.4% ライアン・クリーナー(滋賀)

5位 44.9% 篠山竜青(川崎)

【動画】1月25日 宇都宮ブレックス相手に26得点を記録した富永啓生 ゲームハイライト