Jリーグは27日、都内で、理事会後のメディア向け説明会を行い、一部メディアで報じられたJ2ブラウブリッツ秋田の新ホームス…
Jリーグは27日、都内で、理事会後のメディア向け説明会を行い、一部メディアで報じられたJ2ブラウブリッツ秋田の新ホームスタジアム建設について言及した。
秋田のスタジアムをめぐっては、秋田市が既存のスタジアムと新スタジアムの建設を比較していた昨年11月のJリーグ・クラブライセンス事務局への中間報告で、観客収容人数を「5000人~1万人」規模を想定した市の案をJリーグ側に「志が低い」と指摘されたと、地元メディアが報じた。
秋田メディアから同件について質問を受けると、Jリーグ幹部は、「今回報道で出されているものは、協議の一部の部分だけですので、もしかしたら、その内容で誤解が皆さまには生じているのかもしれませんが、協議全体をその場で出席いただいた方々の中では、その後も、現状においても違和感があったというようなご意見はちょうだいしていない」と建設的な議論が行われていたことを強調した。
リーグはJ1のスタジアム基準として1万5000人収容としているが、特例措置でそれより少ない場合も認めている。そのためには、現地で人口減少や、観客席の増設可能性、入場料収入確保のための施策といった条件が必要となる。
「志が低い」発言は、それら条件面の検討がしっかりされているのかを確認した文脈で出たといい「クラブのポテンシャル、将来を踏まえた上での拡張可能性に焦点を当てまして、その辺りの検討がしっかりなされているのか、十分確認をしていただきたいう意図で発言をした」と説明した。
Jリーグ側の「志した低い」発言を受けて秋田市の沼谷純市長(52)は、「リーグ全体と、私は言うべきではないかもしれませんが、そういう感覚でJリーグさんがお考えをされているとすれば、それは極めて常識がなさすぎるというふうに思います」などと批判していた。
スタジアム整備に関しては、既に先へ進行し、新たなフェーズに入っているのが実情だ。翌12月には市、県、クラブの三者で協議を進める段階に進んでいる。過去の意見交換が蒸し返される形となったJリーグ側としては静観するしかなくなっていた。