Jリーグは27日、都内で理事会を開き、終了後に会見した。 J1福岡の金明輝・前監督が今月4日にコンプライアンス違反によ…

 Jリーグは27日、都内で理事会を開き、終了後に会見した。

 J1福岡の金明輝・前監督が今月4日にコンプライアンス違反により事実上の契約解除となった問題を受け、Jリーグの青影宜典執行役員は「クラブのほうから、すでに説明はいただいている。つい先日、報告書をいただいたので、(詳細の)確認を進めている。確認をへて、クラブに追加でヒアリングをすることがあれば、手続きをへて、裁定倫理委員会に諮問するなどして、最終的にJリーグがどのような対応を取るか決めていきたい。本件に関して申し上げると、現状を確認中でありますので、今の段階で私がこうすべきだったとかは申し上げられないが、昨年から複数のクラブでこういった類似の事案が発生している。昨年12月に町田の件の時にもお伝えしたが、Jリーグとしては、JFAとしっかり連携して、そういった事態が発生しないような枠組みを構築していきたい」とコメントした。

 福岡は14日に川森敬史会長、結城耕造社長、立石敬之副社長の3人が引責辞任(川森氏、立石氏は取締役として留任)。また、柳田伸明チーム強化部長は強化担当へ降格となるなど、処分が発表されていた。

 クラブは同日に「金明輝氏との契約解消に至った経緯により、精神的なご負担をおかけした皆様に対し、心よりお詫びを申し上げます。また、今回の問題を防止することができなかったことを深く反省するとともに、ファン・サポーター、パートナー、自治体の皆様など、アビスパ福岡に関わる全ての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけししましたことを、あらためてお詫び申し上げます」と声明を出していた。

 金氏は鳥栖を指揮していた21年、選手やスタッフへの暴力や暴言がパワハラと認定され、22年に日本協会(JFA)が指導者ライセンス降格を決定。JFAによるコンプライアンス講習を経て、24年にライセンスを再取得し、25年から福岡を率いていた。