◆プロボクシング ▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 正規王者・松本流星―同級4位・高田勇…
◆プロボクシング ▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 正規王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)
トリプル世界戦などの発表記者会見が27日、都内のホテルで行われ、WBA世界ミニマム級正規王者・松本流星(27)=帝拳=が同級4位・高田勇仁(ゆに、27)=ライオンズ=の挑戦を受ける初防衛戦が発表された。
両者は昨年9月にWBA世界同級王座決定戦で激突したものの、5回、偶然のバッティングで高田が失神。レフェリーが試合を止めて、判定になった。3―0で勝利を手にした松本がベルトを獲得した。今回、ダイレクトリマッチとなるが、記者会見に臨んだ松本は「モヤモヤした終わり方になって、どっちも納得いっていない。決着つけられるよう、白黒つけられるようにしたい」と初防衛戦に向けて意気込んだ。
対する高田も「コンディションはバッチリ。強くなっています。前回は悔しい思いの結果で、試合が終わったらすぐにやりたいと思った」と意欲十分。右まぶた上をカットし、渡辺利矢マネジャーによると「内側を縫ってから外側を合わせるなど11、12針縫った」という。それでも本格的な練習は11月に再開し、12月にはスパーリングも始めた。出稽古にも積極的に励み、大橋ジムでは日本ライトフライ級1位の磯金龍や日本ミニマム級ユース王者の北野武郎ら強豪相手に実戦練習を重ねている。「ここまで50ラウンドくらい。試合までには200ラウンドはやりたい」(渡辺マネジャー)という。
「リベンジしたい気持ちもあるが、初心に戻って挑戦したい。ベルトへの思いは前回よりも強い」と高田。王者については「うまい選手。距離もパンチもうまい。自分のボクシングと距離がとれる戦い方ができれば勝てる」とリベンジを口にした。渡辺マネジャーは「今回は、この前の試合の続きという気持ちでやっていこうと話した。前回以上のぶつかり合いになる。今度倒れるのは高田じゃないという気持ちで」と闘志を前面に出した。高田は「4回までは流星選手の距離で戦ったからポイントを取られたけど、今回は自分の距離で。この機会をものにして、ベルトを持ち帰ります」と思いを重ねた。
一方の王者も一歩も引かない。「特に(高田を)対策はしていないが、常に自分自身を高められるようにしている」と松本。前回の試合では、トランクスに、昨年8月に急性硬膜下血腫で試合後に亡くなった日大時代の先輩・神足(こうたり)茂利さん(享年28)のロゴを入れたが、「今回も入れたいと思います。神足さんも見てくれていると思うので、スッキリ勝ちたい。(高田は)前回以上の気持ちで来るので、それを超えられるように。前回以上に、圧倒的な力を見せたい」と初防衛を誓った。
戦績は松本が7戦全勝(4KO)、高田が16勝(6KO)9敗3分け。