2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪まで27日で残り10日となった。日本選手団は、大会の目標として、22年北京のメダル1…

2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪まで27日で残り10日となった。日本選手団は、大会の目標として、22年北京のメダル18個を上回る、冬季五輪最多メダルを掲げている。日刊スポーツでは、五輪恒例の担当記者によるメダル予想を行った。24年パリ五輪では金メダル21個を予想して、実際は20個と、ピタリ的中まであと1個だった。自信をもって送る「厳選メダル予想」の26年版は、金8個、銀9個、銅9個の合計26個。北京を大きく上回る大躍進の冬になると見立てた。

【5日】(木)

日本選手団の目標は、22年北京五輪の18個を超える冬季五輪最多メダル。開会式に先立って、スノーボード男子ビッグエア予選で、日本勢のミラノ・コルティナ五輪がスタートする。スノーボードは男女ともにメダル量産が期待される有望種目。世界選手権で23年優勝の長谷川帝勝、25年優勝の木俣椋真らが先陣を切る。

【6日】(金)

開会式

新競技山岳スキーを加えた8競技116種目の五輪が開会式を迎える。3日間で争うフィギュアスケート団体は第1日。アイスダンス・リズムダンス、ペアショートプログラム(SP)、女子SPが行われる。前回の北京五輪は銀メダル。頂点を目指す。アイスホッケー女子日本はフランスと1次リーグ初戦を迎える。

【7日】(土)

銀 ジャンプ女子個人NH 丸山希

銅 スノボ男子ビッグエア 木俣椋真

ミラノでの開会式を終え、いよいよ競技が本格化する。日本勢1号メダルは、ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒルに期待。今季大躍進した初五輪の丸山希に注目が集まる。長くジャンプ女子をけん引した4大会連続出場の高梨沙羅も登場。長谷川、木俣らのスノーボード男子ビッグエアも決勝を迎える。

【8日】(日)

銀 フィギュア団体 日本

銅 スノボ女子パラレル大回転 三木つばき

フィギュアスケート団体が決着する。日本の力は米国に次ぐ2番手とされるが、女子エース坂本花織は金メダルを目標とする。男子シングルが最終演技になる。スノーボード女子パラレル大回転では三木つばきが出陣。昨季W杯総合優勝の22歳に期待がかかる。日本女子最多となる7大会連続出場の42歳竹内智香も登場。

【9日】(月)

金 スピード女子1000メートル 高木美帆

金 スノボ女子ビッグエア 村瀬心椛

銀 ジャンプ男子個人NH 小林陵侑

五輪連覇がかかる2人が登場する。スピードスケート女子1000メートルで高木美帆が登場。またノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒルはエース小林陵侑が出陣。ともに北京五輪で金メダルを獲得した種目。スノーボード女子ビッグエアは決勝。北京銅の村瀬心椛ら実力者ぞろいで表彰台独占の可能性も。

【10日】(火)

銅 ジャンプ混合団体 日本

フィギュアスケート男子SPが行われる。金メダル本命のマリニン(米国)に、北京銀の鍵山優真、初出場の佐藤駿がどこまで迫れるか。ジャンプ混合団体は男女2人ずつの4人で競う。小林、丸山らの大ジャンプに期待だ。アイスホッケー女子は1次リーグ最後のスウェーデン戦。前回北京に続くベスト8進出なるか。

【11日】(水)

ノルディックスキー複合で3大会連続メダルを獲得している渡部暁斗が、まず個人ノーマルヒルに登場する。今季限りでの引退を表明している37歳は、14年ソチ銀、18年平昌銀、22年北京で銅2を獲得。最後の五輪で完全燃焼する。メダル量産が期待されるスノーボード男女ハーフパイプ(HP)は、予選が行われる。

【12日】(木)

金 スキー男子モーグル 堀島行真

銅 スノボ女子HP 冨田せな

フリースタイルスキー男子モーグル決勝は、堀島行真に期待大。北京銅から成長を続け、王者キングズベリー(カナダ)に挑む。カーリング女子は、日本代表フォルティウスが1次リーグ初戦を迎える。スキップ吉村紗也香らがスウェーデンと対戦。スノーボード女子HPは清水さら、旗手冨田せな、小野光希らで複数メダルも。

【13日】(金)

銀 スノボ男子HP 戸塚優斗

銀 フィギュア男子 鍵山優真

銅 フィギュア男子 佐藤駿

スノーボード男子HPが決勝を迎える。1月17日に負傷した平野歩夢は北京との五輪連覇に挑めるのか。フィギュアスケート男子は決着のフリー。エース鍵山は五輪で4回転フリップの投入を予告。6種類すべての4回転ジャンプを操る「4回転の神」マリニンに決戦を挑む。

【14日】(土)

金 ジャンプ男子個人LH 小林陵侑

銅 スピード男子500メートル 森重航

日本選手団旗手の森重航がスピードスケート男子500メートルに登場する。かつて日本の「お家芸」と呼ばれた500メートルで北京銅との連続メダルを狙う。ショートトラック男子1500メートルは、宮田将吾が日本勢28年ぶりのメダルに届くか。ジャンプ男子個人ラージヒルでは、北京銀の小林陵侑が今大会3種目目の出場になる。

【15日】(日)

金 ジャンプ女子個人LH 丸山希

銀 スピード女子500メートル 吉田雪乃

銀 スキー男子デュアルモーグル 堀島行真

フィギュアスケートペアSPに「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組が出陣。世界選手権2度制した金メダル候補だ。スピードスケート女子500メートルは新星吉田雪乃。小平奈緒の後継者としてメダルをつかむ。ジャンプ女子ラージヒルで丸山、初採用の男子デュアルモーグルで堀島も登場。カーリング女子は日韓戦。

【16日】(月)

金 フィギュアペア 三浦・木原組

金 ジャンプ男子スーパー団体 日本

「りくりゅう」が勝負のフィギュアスケートペアフリーを迎える。ペアの日本勢は過去に五輪メダルなし。歴史を変える表彰台を金メダルで射止める。従来の4人1組の団体が、今大会から2人1組に変更となったジャンプ男子スーパー団体。1人最大3回、合計6回の飛躍で争う。

【17日】(火)

銀 スピード女子団体追い抜き 日本

銅 スノボ女子スロープスタイル 深田茉莉

スピードスケート女子団体追い抜きが決勝を迎える。日本は18年平昌金、22年北京銀と実績十分。エース高木を軸にして、3大会連続メダルを狙う。スノーボード女子スロープスタイル決勝はビッグエアに続いて村瀬、岩渕麗楽に期待。フィギュアスケート女子SPは坂本花織、中井亜美、千葉百音の全員がメダル候補。

【18日】(水)

カーリング女子は、9試合ある1次リーグで8戦目の英国戦を迎える。22年北京五輪で決勝を争った相手だが、日本も英国も当時とは違うチームになった。スキップ吉村にとっては上位4チームが進む準決勝への正念場か。スノーボード男子スロープスタイルは決勝。長谷川、木俣、荻原大翔、木村葵来が上位を目指す。

【19日】(木)

金 フィギュア女子 坂本花織

銅 フィギュア女子 中井亜美

フィギュアスケート女子フリー。今季限りで引退する坂本が五輪ラストダンスを迎える。世界選手権を3度制した25歳は、06年トリノ荒川静香以来20年ぶりの同種目Vなるか。GPファイナル2位の中井、25年世界選手権銅の千葉も躍動すれば、メダル独占も。2人1組の複合団体スプリントは、渡部の五輪ラスト種目。

【20日】(金)

銀 スピード女子1500メートル 高木美帆

エース高木が、本命種目と位置づけるスピードスケート女子1500メートルにいよいよ登場する。世界記録保持者としてこだわりを持つ同種目で、悲願の金メダルをつかむか。ショートトラック女子1500メートルでは、全日本選手権3冠に輝いた長森遥南が初の五輪でどこまで世界に迫れるか。カーリング女子は準決勝2試合。

【21日】(土)

銅 カーリング女子 日本

スピードスケート男女マススタートはトラックを16周する。獲得得点で争うが、ゴール時の1~3位はそのままメダルになる。カーリング女子は3位決定戦。日本は平昌銅、22年北京銀と連続メダルを獲得。フィギュアスケートはエキシビションが行われる。

【22日】(日)

閉会式

開会式から17日間の大会がフィナーレを迎える。カーリング女子は決勝、最終種目はアイスホッケー男子決勝になる。閉会式は、ミラノから列車で約1時間15分のベローナで開催。シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台として知られ、世界遺産にも登録された都市だ。