昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、2026年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年…

昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、2026年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年秋の地区大会で好成績を収め、今年のセンバツに出場が有力なチームのメンバーを紹介する。

 昨年秋の中国大会で最も注目された広陵(広島)を初戦で8対2で破って、準優勝まで上り詰めたのが、山口県3位で出場した高川学園だった。昨年秋のドラフトで3球団の競合の末に、阪神1位で指名された立石 正広内野手の母校であり、春夏合わせて4回の甲子園出場を誇る。多々良学園として初出場した1984年以来、42年ぶり2度目のセンバツ出場は、ほぼ確実な状況だ。

 投手陣はエース右腕の木下 瑛二投手(2年)が支えてきた。中国大会全4試合に先発。27回を投げて24奪三振の力投で、防御率は2.00を誇った。準決勝までは3戦連続の完投。大勝負の準決勝、下関国際(山口)戦では、1失点完投で1点差を守り切り、「山口チャンピオン」からの勝利に貢献した。

 打線では三澤 弦汰外野手(2年)が打率.417と好調だった。7番の下位打線ながら、全試合で安打を放った。1番の衞藤 諒大内野手(2年)は鳥取城北(鳥取)戦で本塁打をマーク。初戦の広陵戦では、2回に2点適時三塁打を放って、この回一挙5得点を演出。3安打の猛打賞の活躍で、強豪打破に大きく貢献した。打点4はチームトップだった。3番打者でもあるエース木下は打率.385と「二刀流」の活躍も見せている。

 再び阪神ドラ1の立石のようなスラッガーが誕生するのか。センバツでその「原石」登場に期待したい。