【WRC 世界ラリー選手権】第1戦 ラリー・モンテカルロ【映像】あわや接触!超接近ターンの瞬間 WRC(世界ラリー選手権…

【WRC 世界ラリー選手権】第1戦 ラリー・モンテカルロ

【映像】あわや接触!超接近ターンの瞬間

 WRC(世界ラリー選手権)の今季開幕戦がモナコおよびフランス南部で25日まで行われ、競技3日目にはトヨタの勝田貴元が市街地ステージで完璧なドーナツターンを決めて、反響を呼んだ。

 競技3日目デイ3、日本時間25日未明に行われたSS13はモナコの市街地に設置された特設コースが舞台となる。日没後で視界が悪いうえに、強めの雨が降るウェットコンディションも重なり、各ドライバーとも非常に難しいシチュエーションに挑むこととなった。このSS13のコース途中には、ストレートのど真ん中に障害物が設置されており、ここを一周回らなければいけないのだが、今回ここで卓越したパフォーマンスを見せつけたのが、トップカテゴリー唯一の日本人、勝田貴元だった。

 勝田の操るGRヤリスは、この障害物に対して一見突っ込み過ぎたようにも見えたものの、すかさずマシンのリアを滑らせて回転。障害物に触れるか触れないか紙一重の位置で無駄なく一周回りきり、解説のピエール北川氏も思わず、「おー!攻めるねえ」と驚きのコメントを発している。

「かなりギリギリのところを」区間タイムは3秒マイナス

 実況の布施氏も「かなりギリギリのところを突いていきました。ここは良いターンになったんじゃないでしょうか、勝田!」と興奮気味に話すと、直後に表示された区間タイムで暫定トップを3秒上回った。また、勝田の美技を観た視聴者からは、「うめぇ」「攻め攻め」「近い近いw」「これは華麗なドーナツターン」など絶賛のコメントも並んでいる。

 さらにこの後のステージ後半も、コース両側にそびえ立つ壁や、大観衆に怖気付くこともなく走りきり、勝田は暫定トップタイムを5.5秒上回った。最後の最後まで目覚ましい走りで、最終的にはSS13を2位で終えた。

 難コースで見事に実力を発揮した勝田は、前日までマシントラブルもあって12位まで落としていた順位を、デイ3を終えた時点で9位まで挽回。最終日デイ4で総合7位まで上げて開幕戦を終えた。次戦スウェーデンは昨年2位とあって、自身初優勝に期待が懸かる。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)