2025年度の授賞式が1月26日、都内のホテルで開催された。年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬、最優秀ダートホースに輝いた…

 2025年度の授賞式が1月26日、都内のホテルで開催された。年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬、最優秀ダートホースに輝いたフォーエバーヤングは、日本調教馬史上初のブリーダーズカップ(BC)クラシック制覇で、22日(米現地時間)に米エクリプス賞の最優秀ダート古牡馬にも選ばれたばかり。藤田晋オーナーは壇上で、「100点満点」と愛馬を絶賛。サウジCで始動する王者の秋のレース候補も明かした。

 誇らしげにスポットライトを浴びた。「100点満点だと思います」とフォーエバーヤングの25年を絶賛した藤田晋オーナー。壇上で受賞の決め手となったBCクラシックの話題を振られると、「(矢作調教師とのレース直後の抱擁は)恥ずかしくて『絶対バズらないでくれよ』と思っていたら死ぬほどバズっちゃって」と苦笑いも、「これから長い馬主人生で毎年、年度代表馬を欲しいと思いつつ取れない。その時に実感すると思うんです。この年は本当にすごかったんだなと」と感無量の様子だった。

 現在は連覇がかかるサウジC(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)に向けて栗東で調整中。その後は「今年は勝ちたいです」と藤田氏が言葉に力を込めた昨年3着のドバイ・ワールドC(3月28日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)への転戦を視野に入れている。

 秋のレース候補も明らかになった。藤田氏は「有馬記念はイメージしています。ロマンチックウォリアーがダートに出てきたからというのもあるんですけど、国内の(JRA)G1を勝ったことがないので、チャンピオンズCに出たいという気持ちもあり、心が揺らいでる感じです」と心境を明かした。さらに授賞式のビデオメッセージでBCの主催者から参戦ラブコールを受け、「来てほしいと言われると、グラッときちゃいますね」と迷いは深まっていた。

 いずれにせよ、挑戦の25年から王者としての26年へ、今年も主役を張るのは間違いない。坂井が「出るレースは全部勝ちたいなと思っています」と力強く宣言した年度代表馬の26年シーズンがもうすぐ幕を開ける。(西山 智昭)