3月開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(50)が2…
3月開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、都内で会見を行い、代表メンバー29人を発表した。すでに発表済みの19人に加え、米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手(31)、ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(25)ら10人を選出。前回発表された阪神・佐藤輝明内野手(26)も含め強打を誇る4番候補が集結。井端監督は「みんなが4番候補」と史上最強打線完成へ自信をにじませた。選手登録枠は30人で、残る1人は決定次第発表される。
史上最強侍を形成するにふさわしいパワーヒッターが集結した。
この日公表された10人の中にはカブス・鈴木を筆頭に、今季からメジャーに挑戦するブルージェイズ・岡本、ホワイトソックス・村上と大砲が名を連ねた。
メンバーを読み上げた井端監督は4番候補を問われると「みなさんが思っている4番という中で、何人もいると思います。みなさんが思っている選手がみんな候補だと思います」と応じた。
過去5大会と比べても層の厚さは際立つ。30人の選手登録枠にあと1枠残した段階で、今回は過去最多の8人のメジャー組を選出。中でもNPBで通算248本塁打の岡本と通算246本塁打の村上は、新天地にチャレンジする難しい時期でありながら侍入りを熱望。その心意気も井端監督は買っている。
前回大会で4番に座った村上は不振にあえぎ準々決勝から5番に降格となったが、準決勝のメキシコ戦でチームを決勝に導く逆転サヨナラ打。「その経験は間違いなく生きると思います」と期待を込める。
さらに前回侍入りが発表された阪神・佐藤輝の存在もある。昨季40本塁打、102打点で2冠に輝き、MVPにも選出された虎の主砲に対しても「日本の球界では間違いなく、一番の飛距離を持つ選手」と絶大な信頼を寄せる。岡本とともに内外野を守ることができ、4番に座る可能性もありそうだ。
井端監督は、前回大会で「3番・指名打者」を任されたドジャース・大谷の打順について「まだ全部出そろってないですが、上位しか頭にない」と明言。高い出塁率、長打率を誇る大谷をかえす役割を誰に任せるのか、これから見極めていくことになる。
「大まかに何通りかしか打線は組んでない。その中で日本人選手(NPB所属)も入ってますので、状態を見ながらじっくり考える。打てる人はいっぱいいる。その中からどういう組み合わせが一番得点しやすいか、コーチと相談しながら探ろうと思います」
過去最多のメジャー選手が出場し、ライバル国も本気のメンバー構成で挑んでくる今大会。「優勝しかないと思ってるので、途中の試合内容にこだわらず、勝ちにだけこだわっていく」。史上最強の侍打線を完成させて連覇を成し遂げる。