ノルディックスキー複合で2月開幕のミラノ・コルティナ五輪代表のベテラン渡部暁斗(北野建設)が26日、オンライン取材に応…

 ノルディックスキー複合で2月開幕のミラノ・コルティナ五輪代表のベテラン渡部暁斗(北野建設)が26日、オンライン取材に応じた。

 ―6度目の五輪に選出。気持ちは。

 「直前のW杯で悪いパフォーマンをしていて、自分が行くよりも代わりに、誰かもう1人を連れて行った方がいいんじゃないかと思ってしまうようなパフォーマンスしかできていないのが心残りの内定ではあるのですが、しっかり選んでもらって背中を押してもらえたというところに対して、自分でも納得できるパフォーマンスができるように、これから残りわずかな時間を大切にオリンピックの本番で奇跡を起こせるように準備をしていきたい」

 ―今シーズン、W杯での通算出場回数が史上最多になりました。

 「正直、ポジティブな面はあまりないですが、オリンピックは何が起こるか分からないというところでわずかな希望を見い出せている。まだ、時間もあるし、そこまでにもしかしたら奇跡的なパフォーマンスアップを望めるんじゃないか、というふうに自分でも思えていることがわずかにポジティブにとらえられている部分だと思います」

 ―今のパフォーマンスをどう感じているか。

 「苦戦しているのはジャンプで、すごく不安定。いいジャンプが出ている時もあるんですが、まだ戦えるレベルにはないかな。走りに関しては順位的には不安定に見えるかもしれないですが、走りの内容としてはジャンプほど悪くなくて、いいジャンプが出れば勝負に絡んでいける走りはできているのかなと思っています」

 ―シーズン前に引退を表明しました。最後の五輪でどんな戦いをしたいか。

 「もしかしたらっていうところを自分でもまだ信じていますし、それができたら面白いオリンピックになるんじゃないかなと思うので、わずかな可能性みたいなものを捨てずに、諦めない姿を見ていただけるようなオリンピックになればいいなと思っています」