【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆血統で振り返るAJCC【Pick Up】ショウヘイ:1着…
【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】
◆血統で振り返るAJCC
【Pick Up】ショウヘイ:1着
父サートゥルナーリアは現役時代、皐月賞、ホープフルSなど4つの重賞を制覇。兄のエピファネイア、リオンディーズと同じく種牡馬としても成功しており、これが6つめの重賞制覇となります。ショウヘイは昨年5月の京都新聞杯以来の重賞勝ちです。
母オーロトラジェはミッキークイーン(オークス、秋華賞、阪神牝馬S)の半妹にあたる良血。2代母ミュージカルウェイのファミリーからは他に、ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯、府中牝馬S)、エピファニー(小倉大賞典)、ミッキーゴージャス(愛知杯)が重賞を勝っています。土曜日にはミッキークイーンの息子ミッキーファルコンが中山芝2200mで未勝利戦を勝ち上がりました。
重賞を勝ったサートゥルナーリア産駒5頭は、すべて母の父がサンデー系で、サンデーサイレンスのクロスを持っています。このクロスを持つ同産駒は、連対率、1走あたりの賞金額、勝馬率、2勝以上率とも、父の産駒平均を上回っています。
◆血統で振り返るプロキオンS
【Pick Up】ロードクロンヌ:1着
父リオンディーズは、ショウヘイの父サートゥルナーリアの4分の3兄(父同士が親子で母が同じ)。エピファネイアの半弟でもあります。現役時代に朝日杯FSを勝ちました。
すでにミュージアムマイル(有馬記念、皐月賞)、テーオーロイヤル(天皇賞(春))、ブエナオンダ(京都金杯)などを出していますが、芝160勝、ダート134勝という通算成績が示すとおり、芝と同じくらいダートでも活躍しており、ロードクロンヌの他にサンライズホーク(サマーチャンピオン、兵庫ゴールドT、かきつばた記念)、リプレーザ(兵庫CS)、ピンクカメハメハ(サウジダービー)といった活躍馬が出ています。
母リラコサージュは秋華賞3着馬で、その兄弟にロードゴラッソ(シリウスS、名古屋大賞典)がいます。ロードクロンヌはキングマンボ3×3というパワフルなクロスを持っているので、適性がダートに寄っています。
父がキングカメハメハ系で、母方にブライアンズタイムを持ち、ミスタープロスペクター系のクロスを持つ、という配合構成は、ロードクロンヌの他にブライアンセンス、ヤマトコウセイ、ロードラズライト、シセイオウジなどと同じ。パワー型の強豪が出やすい配合パターンといえるでしょう。ロードラズライトとロードクロンヌは、母同士が全姉妹で、2代父がキングカメハメハなので配合構成がよく似ています。