3月のWBCに向けた侍ジャパンメンバー29人が決定した。3次発表で新たに10人が加わった。世界一に輝いた23年の前回大会…
3月のWBCに向けた侍ジャパンメンバー29人が決定した。3次発表で新たに10人が加わった。世界一に輝いた23年の前回大会から15人が2大会連続出場。手続き上の問題で残り1人は未発表だが、今オフにMLB入りが決まったばかりの岡本和真内野手(29)、村上宗隆内野手(25)の選出も正式に決まった。また、投手陣は井端弘和監督(50)が目安に掲げていた15人が決定。侍戦士たちの日の丸への強い思いやその起用法を読み解く。
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世界一連覇に挑む侍戦士29人が決まった。並みいる強豪国を相手にも不足はない豪華メンバーがそろった。
投手陣は井端監督が目安にしていた15人が決定。先発はワールドシリーズMVPの山本を筆頭に、菊池、菅野らMLBで経験豊富なメンバーが候補に挙がる。1次ラウンドは65球の球数制限などもあり、指揮官は「第2(先発)もしくは第3(先発)までのイメージはしてますし、その後に中継ぎでつなげればと思ってます」と説明。普段は先発を務める宮城、種市、曽谷、北山、高橋宏らNPB組が準備する。
大谷翔平の投手起用に関しては、一貫して春季キャンプでの投球の状態を見て判断する方針を示している。この日も「そこは昨年から変わってない。まずは投げてから」と慎重に判断していく姿勢を示した。大谷が先発となれば、全試合MLB組が先発というシナリオも十分にありそうだ。
野手陣では今オフにブルージェイズ入りが決まった岡本、ホワイトソックス入りが決まった村上が、ともに選出された。メジャー初挑戦前の大事なタイミングではあるが、前回大会に続いて自ら出場に意欲を示していた。井端監督は「その流れを作ってくれたのは前回出た吉田選手かなと思いますので、すごくありがたいなと思ってます」とメジャー移籍直後にWBCに出場し、大活躍を見せたレッドソックス吉田正尚に感謝した。投手陣は目安の15人がそろっており、手続き上の問題で未発表のラスト1人は吉田が最有力と言えるだろう。
日本だけでなくMLB関係者を含めた世界中が注目するビッグイベントで、世界最高の選手である大谷とともにプレーできるWBCの価値は大会ごとに高まっている。野球人にとって誰もが夢を抱く大舞台。その誇りを胸に、侍戦士が日の丸を背負う。【小早川宗一郎】