1回あたり9秒かけてゆっくり動く「スロースクワット」は、回数を多くこなすスクワットとは目的が異なります。通常のスクワット…
1回あたり9秒かけてゆっくり動く「スロースクワット」は、回数を多くこなすスクワットとは目的が異なります。
通常のスクワットが「筋肉量や消費カロリー」を重視するのに対し、ゆっくりスクワットは「筋肉の使われ方」や「体の安定感」を整えることに重きを置いた動きです。そのため、2週間で現れやすい変化の内容も異なります。
パーソナルトレーナー・安藤 瑞樹さん監修記事「え、3回でいいの?ゆっくりスクワットの驚くべき効果」より、2週間続けた場合に起こりやすい体の変化を紹介します。
立ち姿が安定し、動きが楽になる
ゆっくりスクワットを続けて2週間ほど経つと、お尻や太もも裏など、姿勢を支える筋肉が使える感覚が出てきます。その結果、立ったときに背すじが自然に伸び、姿勢が安定しやすくなります。
動作の中で体幹や下半身が安定してくるため、「歩きやすくなった」「長時間立っていても疲れにくい」と感じる人も増えます。これは筋肉量が大きく増えたというより、体を支える筋肉の使われ方が整ってきたサインといえるでしょう。
脚が軽くなり、むくみを感じにくくなる
ゆっくりスクワットを続けていると、下半身の筋肉がじっくり使われるため、脚の血流が促されやすくなります。その結果、次のような変化を感じる人もいます。
・夕方の脚のだるさが出にくくなる
・立ち上がる動作が楽に感じる
・脚が温まりやすくなったと感じる
これは脂肪が減ったというより、筋肉が動く習慣がつき、巡りが整い始めたサインといえます。
見た目の変化が小さくても、体は「整い始めている」
ゆっくりスクワットを2週間続けても、体重が大きく減ったり、脚が急に細くなったりするケースは多くありません。しかしこの時点で、体の中では次のような土台が整い始めています。
・筋肉の使い方
・血流や巡り
・日常動作の安定感
これらが整うことで、1か月以降の引き締まりや姿勢の変化につながりやすくなります。
2週間は「変わらない」のではなく「準備が進んでいる」段階
2週間続けた時点で「まだ変化が分からない」と感じる場合もありますが、実際には体が運動に適応し、次の変化に向かう準備が進んでいます。
このタイミングでやめてしまうのではなく、テンポやフォームを意識しながら続けることが、その後の変化を左右します。
ゆっくりスクワットは、短期間で結果を求める運動ではなく、体を整えながら変えていくトレーニングです。
2週間は、その土台ができ始める大切な期間といえるでしょう。
1か月続けた場合の変化について
2週間を超えてゆっくりスクワットを続けると、体の引き締まりや姿勢の変化など、より分かりやすい変化を感じる人も増えてきます。1か月続けた場合に起こりやすい変化については、別記事で詳しく解説しています。
え、3回でいいの?ゆっくりスクワットの驚くべき効果【理学療法士監修】
<Edit:MELOS編集部>