本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。 今週の重…
本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。
今週の重賞競走は日曜日に根岸ステークス(GIII)とシルクロードS(GIII)が行われます。その中から東京競馬場で行われる根岸Sを取り上げます。まずは過去の傾向から。
過去10年の根岸Sでの前走クラス別成績を見ていきます。過去10年の根岸Sでは前走で重賞に出走していた馬が[9-4-3-63]。前走が重賞ではなかった馬が[1-6-7-64]となっていて勝率や連対率、複勝率はすべて前走重賞組の方が高い数字を残しています。
根岸Sは01年から開催時期が1月下旬〜2月上旬に変更され、フェブラリーS(GI)の前哨戦のひとつに位置づけられる重賞となっています。14年からは1着馬にフェブラリーSの優先出走権が与えられていることもあり、近年の根岸Sはレベルが高い傾向にあります。実際、根岸Sで上位に入線した馬が、フェブラリーSで好走することも珍しくありません。
レベルが高いということは道中のペースも激しくなりやすいですし、タフなペースに慣れている馬の方が有利と言えそうです。非重賞と比べると重賞の方がペースはきつくなりやすいですし、前走での経験の差が傾向として表れているのかもしれません。
また、流れの厳しさで言えば道中の位置取りにも顕著な傾向があります。過去10年の根岸Sは初角3番手以内の馬が[1-2-0-30]と苦戦しています。過去10年の根岸Sが直線の長い東京で開催されていることもありそうですが、テンからペースが速くなりやすいことも先行勢が苦戦している要因として考えられます。
ちなみに、過去10年の根岸Sでは前走初角3番手以内の馬も[2-1-0-32]と苦しい結果に終わることが多くなっていますので、今年の根岸Sでも前走の初角での位置取りには注意した方がいいかもしれません。
それでは早速ですが、今週の根岸SでAIから導き出された月曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。
◆近走の敗因が明確な本命候補
チカッパ
24年の東京盃(JpnII)で優勝し、同年のJBCスプリント(JpnI)でも2着好走と実力は十分な本馬。その後は勝ち星を挙げられていませんが海外のレースやコーナー4つのコース、距離不足の1000mでの競馬、前残りの展開など敗因は明確。その状況で掲示板に載るレースもあるほどですし、極端に評価を落とす必要はなさそうです。
前走のカペラS(GIII)は上がり2位の脚を使うも8着。前年のカペラSも6着に敗れていますが、この時に陣営は58キロを背負っていたことで動きたいときにスッと動けなかったとコメントを残しています。前走も58キロでの出走でしたし、斤量に泣かされたとみていいかもしれません。今回は57キロで出走できますし、差しタイプで東京の長い直線も魅力的な条件。自身の持ち味である末脚を生かせる流れになればガラリ一変が期待できそうです。
オメガギネス
これまでに重賞勝ちの実績はありません。ただ、23年レパードS(GIII)や24年東海S(GII)、同シリウスS(GIII)などで2着と好走していますし、重賞でも通用する能力があることは示しています。実績的には今回のメンバーに入ってもヒケは取りません。前走の武蔵野S(GIII)は2番人気で7着。6枠11番と外目の枠だったこともあり、3コーナーから外々を回される形に。直線では一瞬追い上げる格好を見せましたが、そこから伸びを欠いたのは道中での距離のロスが響いた印象です。
今回はダート1400mへ条件は替わりますが、この距離では3走前の東海Sで4着に入っています。このレースではスタートで出遅れたことや内枠だったこともあり、道中は内々をロスなく追走。終いは上がり最速の脚を使っていましたし、内容自体は悪くありませんでした。なかなか重賞タイトルに手が届かない本馬ですが、力を出し切れる条件が整えば悲願達成のシーンが見られるはずです。
ビダーヤ
24年12月にダートへ転向してからは8戦して4勝2着1回3着3回と複勝率100%を誇る本馬。4走前の東海S、3走前の武蔵野Sでは3着に入っており、重賞でも通用する能力は証明済み。東京ダート1400mでは2戦2勝と負けていませんし、今回の条件への高い適性も示していますので、ここも能力を出し切ってくれそうです。
近2走はオープン特別で2着、3着。前走のすばるS(L)は先団追走から直線は狭い最内をこじ開ける競馬。一旦は先頭に立ちましたが、ゴール前で上位2頭の決め手に屈し3着。先着された2頭よりも重い斤量だったことを思えば悪くはない結果だったと言えます。2走前のオータムリーフS(OP)も直線は狭いところを割って伸びてきての2着。勝ち馬は次走で重賞を制したハッピーマンで相手が悪かった印象ですが、その馬よりも1キロ重い斤量を背負って0.1秒差なら評価できる走り。今回は実績を残している条件で斤量も問題なし。安定感は抜群ですし、ここも能力通りなら大崩れはなさそうです。