メジャー勢の出場は2009年大会の5人を超える史上最多8人 野球日本代表「侍ジャパン」は26日、都内ホテルで会見を開き、…
メジャー勢の出場は2009年大会の5人を超える史上最多8人
野球日本代表「侍ジャパン」は26日、都内ホテルで会見を開き、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場予定のメンバー29選手を発表した。メジャー勢ではドジャース・山本由伸投手、カブス・鈴木誠也外野手、今季から米挑戦するブルージェイズ・岡本和真内野手、ホワイトソックス・村上宗隆内野手の出場が正式決定した。
豪華なメンバーだ。オリオールズからFAとなった菅野智之投手を含めると、メジャーリーガーの出場は2009年大会の5人を大幅に上回る史上最多の8人となった。
これまで米移籍1年目の選手は所属チームでのプレーに専念することから出場を辞退するケースもあった。会見に臨んだ井端弘和監督は、村上、岡本との交渉の舞台裏を明かした。
「当時こちらがオファーした時には、まだヤクルト、ジャイアンツに所属していた。その中で向こうに行くところで、また本人に聞いたところで『WBCに出たい』と。球団にうまく交渉してくれた。スムーズに行ったのかなと思ってます。その流れを作ってくれたのが吉田選手かなと思います。すごくありがたいなと思います」
吉田は2022年オフに5年9000万ドル(当時123億3000万円)の大型契約でレッドソックス入りしたが、2023年3月のWBCに出場した。本大会では7試合出場して打率.409、2本塁打、13打点。準決勝のメキシコ戦では起死回生の同点3ランを放ち、主軸打者として世界一に貢献した。メジャー1年目の“先人”として結果を出してくれたことが、村上&岡本のスムーズな選出につながった。
ただ、一方で難しさもある。14日から宮崎で強化合宿が行われるが、メジャー組の宮崎合宿について、井端監督は「今のところはないです」と明言。「まずは自分の調整が大事ですし、一応、名古屋では集合して欲しいというところで、実戦は大阪からになると思いますので、そこに万全で来て欲しいなと思います」。
大谷、山本の所属するドジャースからは球団スタッフが宮崎合宿に帯同する予定だが、井端監督ら侍ジャパン首脳陣は“遠隔”で代表選手の状態を見ていく必要がある。この日、井端監督は先発ローテーションや4番打者など具体的な起用法についての明言を避けたが、チームの骨格を固めるには、海外からの情報収集力も求められることになりそうだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)