大谷との2ショット撮影を“強硬”したピアジンスキー氏(C)Getty Images 百戦錬磨の名手も思わず笑みがこぼれる…

大谷との2ショット撮影を“強硬”したピアジンスキー氏(C)Getty Images

 百戦錬磨の名手も思わず笑みがこぼれる瞬間だった。

 現地時間1月24日、全米野球記者協会(BBWAA)が毎年恒例となっている「アワードディナー」をニューヨークで開催。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)やタリク・スクバル(タイガース)など大物選手が集う中、昨季に3年連続4度目のMVPを受賞した大谷翔平(ドジャース)も2年ぶりに出席。愛妻である真美子さんをエスコートし、ひときわの存在感を放った。

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 そんなショーの“主役”との記念写真を収め、「結構なラッキーだった」とほくそ笑んだのは、元MLBの捕手で、現役時代に通算2043安打を放った名手AJ・ピアジンスキー氏だ。

 この日の晩餐会の模様をライブ配信した米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』のホストを務めたピアジンスキー氏。キャップのつばを後ろにして被る“お馴染み”の姿ではなく、パリッとしたスーツに身を包んだレジェンドは、番組内で大谷との2ショット写真を紹介。即座に「どんな感じでショウヘイ・オオタニと会えたの?」と問われ、当時の様子を告白した。

「実は彼にはマットっていう“個人通訳”がいるんだ。俺はマットのことを良く知っていた。それで俺らがいた部屋の後ろに『ここから入ってはいけない。無理だ。誰も入れてくれないよ!』っていう部屋があったんだ。そこにオオタニとマットが立っていたんだ。だから俺は『いや、関係ない。入るぞ!』って言って入ったんだよ。

 部屋に入った俺はマットの横を横切った。そして彼は『ん?』みたいな顔で見てきたんだ。正直、気まずかった。けど、俺は咄嗟に近くにいたスクバルに『よぉ、元気か』と声をかけたんだ」

 咄嗟の閃きで仕掛けた“強行突破”。それが失敗に終わりかけた瞬間、ピアジンスキー氏に救いの手を差し伸べたのは、再三再四登場している“マット”ことマット日高氏だった。

 かつて日高氏が通訳を務めていた福留孝介氏とホワイトソックス時代の同僚でもあったピアジンスキー氏は、その後の顛末も告白している。

「俺は『マット、覚えてるか?』と声をかけたんだ。そしたら向こうは覚えてくれていたんだよ。『おい!どうしたんだ?元気か』ってね。それで彼がショウヘイに俺のことを説明をしてくれたんだ。俺らはフクドメと一緒にいた時から仲が良かったからね。彼(福留氏)が俺のために作ってくれためっちゃイケてるバットケースは今でも持ってるぐらいだ。あれはマジで最高だ。まぁとにかくマットから説明を聞いたショウヘイは俺と握手をしてくれたんだ。俺も『おめでとう』と言ったよ」

 そして、ついに待望の時は訪れる。本番前のバックステージで大谷の姿を見つけたピアジンスキー氏は、「写真を撮りに行こうぜ」と会に出席していた元メッツ投手のジョン・フランコ氏を連れ立って急行。大谷に「俺らと写真を撮ってくれるかな」と希望し、「じゃあまずは俺が撮るから、そしたら今度は俺を撮ってくれ」と流れ作業のようにして2ショット撮影に成功したという。

 念願の一枚を手に入れたピアジンスキー氏は、こう胸を張っている。

「いやいや、マジで最高な経験だった。だって『ショウヘイと2ショットを撮った』って言える人はなかなかいないでしょ?(笑)」

 今や時の人となっている大谷。彼の価値がいかに図抜けているのかは、レジェンド捕手が浮かべた満面の笑みが物語っていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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