3月に開催される野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場する日本代表「侍ジャパン」…
3月に開催される野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に出場する日本代表「侍ジャパン」の追加発表が26日にあり、全メンバー30人のうち29人の陣容が判明した。
メンバーを発表した井端弘和監督と報道陣との主なやりとりは次の通り。
――大谷選手の打順は何番を考えているか。
「まだ出そろっていないが、上位しか頭にない。やってもらいたいなと思う」
――大リーガーの中で、前回のダルビッシュ投手のように早めにチームに合流する選手はいるのか。
「まずは自分の調整が大事。(2月27、28日に中日との壮行試合がある)名古屋には集合してほしいが、実戦は大阪(3月2日の強化試合・オリックス戦、3日の同阪神戦)からになると思う。そこに向けて万全な状態で来てほしい」
――投手起用はどのように考えているか。
「先発を立てても球数制限があるので、第2、もしくは第3(先発)までイメージしている。その後に中継ぎにつないでいけたら」
――先発投手、第2先発、第3先発はそれぞれ何人くらいを考えているのか。
「自チームで先発をしている選手はそのように考えているし、中継ぎの投手は自チームで八、九回を経験している。まずはボールを見てから判断したい」
――抑え投手(クローザー)についての考えは。
「まずは見てみないとわからない。中継ぎ投手はみんな(所属球団で)抑えの経験がある投手。最初の(1次ラウンドの)3連戦で3連投はない。うまくバリエーションを考えたい」
――打線はパワーヒッターが多い印象だ。
「まだ、おおまかに何通りかしか打線を組んでいないが、その中には日本でプレーしている選手も入っている。状態を見てから考える。みなさんが思っている4番候補は何人もいると思うので、ここから考えていきたい」
――4番は決まっているか。
「特に決まっていない。みなさんが思っている選手は候補になると思う」
――どのような打順を考えているのか。
「一番(大事なこと)は流れだと思っている。メジャーのキャンプは見られないので、本人から状態を聞きながらやっていきたい。どの組み合わせが一番チームに貢献できるかをコーチと相談しながら決めたい」
――今回の追加メンバーでWBC初選出の曽谷、北山、小園の3選手それぞれの選出理由は。
「小園選手は自分が監督になってからずっと大会に来てくれて活躍してくれた。内野はショート、サード、セカンドを守れる。すごくいてくれると助かる選手。ここという時の勝負強さもある。曽谷投手は、昨秋の(韓国との)強化試合で好投してくれた。MLBの球にも対応してくれた。北山投手も小気味いい投球でコントロールもいい。どの球種でもストライクが取れて貴重な投手」
――山本投手への期待は。
「日本でトップなのは間違いない。日本のエースとして勝てる投球をしてほしい」
――過去最多のMLB選手が集まった。どんなドラマを描きたいか。
「優勝しかないと思っている。試合内容にこだわらずに勝ちにだけこだわりたい」
――他国のメンバーを見てどのように感じているか。
「前回大会に比べてすばらしい選手が出てくれるということは、日本のレベルがどれだけ上がったのかを試せるチャンスでもある」
――前回大会で優勝を経験した中村捕手の選出理由は。
「途中からでも先発でも、(前回の優勝を)経験していることは大きい。他の2人の捕手が初選出なので、いてくれるとすごく助かる」
――大谷選手の投手起用の可能性は。
「それはキャンプをやってみないとわからない」
――大リーグに移籍したばかりの岡本選手、村上選手もメンバーに入った。
「こちらがオファーした時には、それぞれ巨人、ヤクルト(所属)だった。本人がWBCに出たい、ということでメジャーの各球団と交渉してくれてスムーズにいけた」
――村上選手に期待することは。
「前回大会の経験は生きると思う。いいものを見せてほしい。声をかけている選手の中でも、すごくジャパンに対して気持ちが強い選手」
――高橋投手、宮城投手に期待することは。
「高橋投手はMLB球を操れている。日本球よりも制球がよかったので期待している。宮城投手も実績は申し分ない。持ち味の制球力で両コーナーに投げ分けてほしい」
――岡本選手への期待は。サード、ファースト、レフトも守れるがポジションは。
「まだ29人で、まだ1人選びきれていないが、(複数ポジションを守る)その可能性はある。非常に直球に強い打者。速い球にうまく対応してくれると思う」
――松井秀喜さんがキャンプに来られる。どんなことを伝えてもらいたいか。
「日本でもそうだし、MLBでも活躍された選手。一緒にいるだけで得るものがあると思う。アドバイスをいただけると励みになる。とにかく同じ空間にいることがありがたい」