大相撲初場所で2場所連続優勝を果たした大関安青錦(21=安治川)が、SNSなどで話題となった、君が代斉唱の舞台裏を明かし…
大相撲初場所で2場所連続優勝を果たした大関安青錦(21=安治川)が、SNSなどで話題となった、君が代斉唱の舞台裏を明かした。千秋楽から一夜明けた26日、都内で会見。千秋楽の表彰式で、ウクライナ出身、初土俵からまだ15場所の新大関が、君が代を口ずさむ様子がテレビ中継で流れ「歌ってる」などと、SNSで驚きの声が多数出た。「なぜ?」「いつ?」など、さまざまな相撲ファンの疑問に答えた。
「ちょっと練習しましたけど、まだ完璧じゃないと思うので」と、歌っていたことに間違いはないと認めた。歌の覚え方については「普通に調べて」と、YouTubeなどを駆使したという。「やっぱり、日本で生活する上には、知っていた方がいいなと思って」と、日本のことを大好きな安青錦らしい理由が発端。「もうちょっと、キレイに歌えるように頑張りたいです」と話し「次は完璧に?」と質問されると「そうですね」と、早ければ春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)までに、マスターしたい意向を示した。
練習を始めたのは、初優勝した昨年11月の九州場所後だという。歌詞の意味は複雑だが、その意味についても「勉強中です」と、真面目な性格を表すように回答した。初優勝した昨年の九州場所の表彰式では、ただ立ち尽くすことしかできなかった。その経験を経て、君が代の歌い方、歌詞、意味を覚えたいという、持ち前の知識欲がうずいたようだ。
その前日25日は、表彰式の前に本割で大関琴桜を破り、12勝3敗で並んだ前頭熱海富士との優勝決定戦も制した。新大関の優勝は2006年夏場所の白鵬以来20年ぶり、新関脇と新大関での連続優勝は双葉山以来89年ぶりという快挙だった。春場所は綱とり。春場所の表彰式では一段と堂々とした姿で君が代を斉唱し、事実上の横綱昇進に花を添えるつもりだ。