昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、2026年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年…

昨年も多くの話題を振りまいた高校野球界だが、2026年はどんなドラマが待っているのだろうか。今年の活躍に期待を込め、昨年秋の地区大会で好成績を収め、今年のセンバツに出場が有力なチームのメンバーを紹介する。

 昨年秋の北信越大会の決勝は、史上初の「新潟対決」となった。惜しくも準優勝に終わったのは日本文理だったが、優勝した帝京長岡との実力差は、ほとんどないと言っても過言ではない。

 昨年秋の新潟大会では準決勝で帝京長岡を10対3の7回コールドで下し、決勝では昨夏甲子園代表の中越に9回に2点差を逆転するサヨナラ勝ちを収めた。北信越大会でも福井商(福井)、高岡第一(富山)と強豪を倒し、優勝大本命の敦賀気比(福井)に競り勝ち決勝へと進んだ。勝負強さ、打線の爆発力、投手力の粘りなど、全国でもトップレベルの戦いを演じてきた。

 投手陣を支えるエースは染谷 崇史投手(2年)。北信越大会では決勝以外の3試合に先発し、福井商戦では6安打2失点完投。その他2試合も6回以上を投げて、防御率3.16と、合格点の数字を残した。

 打線では3番の秦 碧羽内野手(2年)が大当たり。4試合で13打数8安打、打率は.615に上った。準決勝までの3試合すべてでマルチ安打をマーク。決勝ではマークされて3四死球の1打数無安打に終わったほどだった。勝負の敦賀気比との準決勝では、8回裏にダメ押しの3ランも放った。結果的に9回の猛追で1点差まで詰め寄られたことが考えれば、貴重な1発だったといえる。打点5はチームトップの数字だった。

 その他、4番・渡部 倖成内野手(2年)が.417、5番・臼木 彪牙外野手(1年)も.412と、ともに打率4割を誇った。この3人の北信越大会打率は、42打数20安打13打点、打率.476。中軸を担うクリーンアップトリオが役割を果たして、準優勝を収めることができた。

 30日に迫った選考委員会で出場が決まれば、2014年以来、12年ぶり6度目となるセンバツ。2011年以来の白星をかけて、自慢の打線が火を吹く。