張本は悲願成就に歓喜を叫んだ(C)Getty Images 1月25日に行われた卓球全日本選手権女子シングルス決勝戦で、…

張本は悲願成就に歓喜を叫んだ(C)Getty Images

 1月25日に行われた卓球全日本選手権女子シングルス決勝戦で、張本美和(木下グループ)が早田ひな(日本生命)を4-3(7-11、11-2、11-9、11-6、5-11、10-12、11-6)で下し、悲願の初優勝を飾った。

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 第1ゲームを先取された張本は、第2、3、4ゲームを連続で制し一気に王手をかけた。だが、早田が第5、6ゲームを連取。張本は6ゲーム目、10-6と勝利まであと1点に迫りながら逆転を許し、タイに持ち込まれる。

 だが、第7ゲームで張本は序盤から強気の攻めを繰り広げリードする展開に。得点を重ねながら早田の追い上げもかわし、11点目が決まると全身で喜びを表現した。

 試合後のインタビューでは涙も見せながら、追い上げられた場面での心境を吐露。「この試合終わった」と弱気になっていたと振り返り、「(逆境を)乗り越えられて、自分で立ち直せたのは成長につながった」などと語っていた。

 また、前日がコーチの父・宇さんの誕生日だったとも述べ、「一般の部で優勝をプレゼントしたかったので、本当に嬉しいです」と想いを打ち明けている。

 激戦となった試合内容や、勝利後での感動を呼ぶコメントは観るものの胸も振るわせるものとなった。SNS上では張本の初優勝を祝福するメッセージで溢れ、「美和ちゃん、初優勝 本当に本当におめでとう!!」「あんなに強い早田さんに勝つなんて…」「高校生女王としての頂点、本当に感動です」などと投稿が並んだ。

 さらに、23日にはジュニアでも優勝を飾り、2冠達成となった結果から、「全日本のシングルスで2冠達成出来る最後のチャンスをものにした」などの文言も綴られている。また、試合後のインタビューへの感想として、「17歳とは思えぬ落ち着きぶりと穏やかさでステキでした」「もう胸が熱くて泣きました」「美和ちゃんからもらい泣き」といった反響も上がっていた。

 3年連続同じ組み合わせとなった決勝で、張本はこれまでの悔しさを晴らす見事な勝利を飾った。ようやく頂点の座を掴んだ17歳は、今後も国内外の戦いを通じて、その強さに磨きをかけていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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