メジャー打法で駆け上がる。阪神育成2年目の嶋村麟士朗捕手(22)が25日、都内や地元の高知県で行っていた自主トレを打ち上…
メジャー打法で駆け上がる。阪神育成2年目の嶋村麟士朗捕手(22)が25日、都内や地元の高知県で行っていた自主トレを打ち上げ、兵庫・尼崎市内の2軍施設SGLに合流した。自主トレでは長打力アップを図るなか「メジャーリーガーしか見ていないです」と数々の一流バッターを研究して打撃改革にいそしんだ。
嶋村が研究したのは、メジャー最多762本塁打のバリー・ボンズ氏や、MVP2度の強打者フィリーズのブライス・ハーパーら。「僕はけっこう体が動く方。可動域がある方なので、そういう可動域があるバッターを見つつ」。具体的には重心移動や胸椎、骨盤の動きをチェック。他にも通算225本塁打のヤンキースのコディ・ベリンジャー、5年連続20本塁打以上を記録しているドジャースのカイル・タッカーら左の強打者を参考にした。
スムーズな体重移動を実践して効果も実感。「いい時はバットが軽く感じる。それが一番大きかったですね。センターへの打球が違う。シュート回転するのではなく、本当に真っすぐ飛ぶ打球が増えてきた」。24年育成ドラフト2位で四国IL高知から入団し、ルーキーイヤーの昨季はファーム公式戦で捕手ではチーム最多の58試合に出場。打率2割6分6厘、1本塁打、22打点をあげたホープが確かな成長を遂げている。
沖縄春季キャンプは主力中心の宜野座組に抜てきされるなど、首脳陣からの期待は大きい。「育成の立場なので(初日から)ぶっ飛ばせるように強度を上げてやっていました」。捕手の生命線である守備も「(打撃と)同じくらい費やしました」と準備万全だ。「キャンプ初日からすごく楽しみ」。猛アピールで支配下昇格をつかむ。【只松憲】