<第21回全農全国高校カーリング選手権>◇25日◇青森・オカでんアリーナ◇男女準決勝、決勝男子は、長野選抜が11年ぶり5…
<第21回全農全国高校カーリング選手権>◇25日◇青森・オカでんアリーナ◇男女準決勝、決勝
男子は、長野選抜が11年ぶり5度目の優勝を飾った。予選リーグ(L)を2位通過し、準決勝で東北選抜との接戦を制すると、決勝で同1位の青森・岩手合同チームと対戦。24、25年優勝メンバーのスキップ藤井海斗(S高3年)を軸に勝負強さを発揮し、延長戦(エキストラエンド)の末に6-5で競り勝った。
信頼と絆で結ばれた仲間たちと交わすハイタッチが、心地よかった。スキップ藤井は、緊迫した闘いから解き放たれたように笑みを浮かべ「この4人で、長野選抜として優勝できてうれしい」とかみしめた。個人でも合同チームのメンバーとして1年時から出場し続けてきた全国選手権で、負けなしの3連覇。これ以上ない、有終の美を飾った。
まさに激闘だった。決勝の相手は、予選リーグで6点差負けを喫した青森・岩手合同チーム。昨年、3県合同で優勝した元チームメートの瀬川力(岩手3年)と投げ合った。一進一退の攻防の中で金川俊介、高橋晄之介、山本弥輝といった全国出場や優勝経験のある頼もしい後輩たちが、必死に声を出し、スイープ。藤井は瀬川ら相手の健闘をたたえつつ「氷上でそれぞれやるべきことをやった。いい試合だった」と胸を張った。
冬季五輪・パラリンピック開幕が間近に迫る中でつかんだ、高校日本一のタイトル。「4年に一度と言われていても、カーリングが注目される。2030年大会、僕たちにもチャンスがないわけではないので、盛り上げていきたい」。決意を胸に、若きカーラーたちが新たな挑戦に踏み出す。