真美子夫人とともに夕食会に参加した大谷 人柄の滲む1時間半となった。昨年ナ・リーグのMVPに輝いたドジャース・大谷翔平投…

真美子夫人とともに夕食会に参加した大谷

 人柄の滲む1時間半となった。昨年ナ・リーグのMVPに輝いたドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、全米野球記者協会(BBWAA)のニューヨーク支部が主催する夕食会に出席した。恒例のスピーチでは流ちょうな英語で周囲へ感謝を述べ、参加者との写真撮影やサインなどに快く応じていた姿が印象的だった。

 気温はマイナス10度で、肌が痛むような寒気となったニューヨーク。大谷は結婚後初めてとなる夕食会参加で、真美子夫人とともに会場に姿を見せた。車を降りた大谷は、黒いコートに身を包んだ真美子夫人の手を取ってエスコート。自身も黒いダブルのスーツにシャツを合わせ、お揃いカラーのコーディネートで参加した。

 開会のあいさつが終わると、大谷ら選手は会場の隅で招待された障害のある子どもたちやその家族らへ、サインや写真撮影のファンサービスを行った。ここでも大人気で人だかりの出来ていた大谷は、腰を屈めて少年らに寄り添いながら笑顔で何度も写真撮影に応じていた。

 その後は壇上で隣のポール・スキーンズ投手と談笑しながら食事し、最前のテーブルに座る真美子夫人とアイコンタクトを交わす場面もあった。

 プレゼンターの米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のトム・ベルデューチ記者は、大谷のプレーを絶賛した後、「もっと素晴らしいのはショウヘイの人柄です。私が(大谷を見て)思い出す言葉は『リスペクト』です。ゲーム、相手、審判、ファンに対してのリスペクトです。彼のような人は他にいません」と強調し、大谷を壇上に上げる。

 大谷は昨年に二刀流復帰を果たし、自身4度目となるMVPを受賞。日頃から周囲への感謝を口にしてきた大谷はここでも、ドジャースの関係者、裏方、エージェント会社、そして、「愛する妻である真美子、娘、デコピンへ。僕の人生を豊かにしてくれてありがとう。いつも僕のそばにいてくれて感謝しています。ありがとうございます」と、テーブルに座るそれぞれの人物にしっかりと目を配りながら、周囲への“リスペクト”を忘れず、スピーチを締めくくった。

 前回出席した2024年には、元アストロズ監督のダスティ・ベイカー氏から「この男は今まで見てきた中で最も才能がある選手の一人だ」と紹介を受けた。誰からも愛される大谷。来年、そして再来年……。今後、何度この場で彼の凄さが称賛されるのだろうか。(上野明洸 / Akihiro Ueno)