引退が報じられた パドレスのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)、自身のSNSを更新し、一部で報じられた現役引退…
引退が報じられた
パドレスのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)、自身のSNSを更新し、一部で報じられた現役引退のニュースを否定した。「引退はまだ発表しません」と英文で綴り、自身の現状を説明。同日に地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」が、ダルビッシュが2028年まで残っている契約を放棄して引退する意向を固めたと報じたことに対し、自らの言葉で一石を投じた形だ。この去就を巡る動きには、地元記者からも大きな注目が集まっている。
39歳のダルビッシュは、昨年10月に自身2度目となるトミー・ジョン手術を受けており、2026年シーズンは全休することが決まっていた。現在は復帰に向けた過酷な道のりの途中にあり、本人はX(旧ツイッター)で「今は肘のリハビリに全集中しています」と心境を明かした。さらに「もしまた投げられる状態になれば、戦えるよう私はまた1から立ち上がります」と、マウンドへの並々ならぬ執念を燃やしている。
今回の報道の背景には、2028年まで続く長期契約の存在がある。ダルビッシュは「私は契約を破棄する方向に傾いていますが、まだパドレスと多くのことについて話し合いを行わないといけません」と述べ、球団側と詳細を詰めている段階であることを認めた。一方で「それが出来ないと感じた時点で、私は引退を発表します」とも付け加えており、自らの限界を冷静に見極めようとするプロフェッショナルとしての姿勢が伺える。
この状況を受け、地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」の記者でパドレスのレポーターを務めるアニー・ヘイルブラン氏は、自身のSNSでダルビッシュを全面的に擁護した。ヘイルブラン氏は「これがこの男の生き方であり、人生をかけた仕事であり、(野球こそが)自尊心や(自身の)アイデンティティを生み出す源だということを優しくお伝えしておきます」と投稿。
続けて「彼がどんな決断を下しても(他人は干渉できない)彼の決断。彼の契約は約束されている。彼に借りは一切ないのです」とこれまでのキャリアに感謝した。周囲の雑音に対し、彼の決断を尊重すべきだと訴え、記事を締めくくった。(Full-Count編集部)