アルカラス、セットを落とすことなくベスト8!生涯グランドスラムに邁進 1月25…

アルカラス、セットを落とすことなくベスト8!生涯グランドスラムに邁進 1月25日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク1位)が、第17シードのトミー・ポール(アメリカ/同20位)を7-6(6),6-4,7-5のストレートで下した。これでアルカラスは今大会、開幕から12セット連続奪取という圧倒的な強さで3年連続の準々決勝進出を決めた。

【動画】アルカラス 弾丸のようなフォアハンドウィナーを叩き込む&4回戦ハイライト

今大会で優勝すれば、同胞のラファエル・ナダルを抜き、史上最年少での「生涯グランドスラム」達成となる22歳のアルカラス。ここまで1セットも落とさず勝ち上がってきたが、4回戦の相手ポールは過去に2度敗れている難敵。試合前には「苦しむ準備はできている」と語っていた通り、序盤から厳しい戦いを強いられた。

第1セット、立ち上がりから全開のポールに先にブレークを許し、一時2-4とリードされる。しかし、ここからアルカラスがギアを上げ、第8ゲームでブレークバック。一進一退の攻防が続き、タイブレークに突入した。3-3の場面では観客の体調不良による約14分の中断というアクシデントもあったが、アルカラスは集中を切らさない。ポールがセットポイントを凌ぐスーパーショットを見せるなど白熱した展開となったが、最後はポールが痛恨のダブルフォールト。アルカラスが1時間12分に及ぶ激闘の第1セットを7-6(6)でもぎ取った。

勢いに乗ったアルカラスは、第2セットの第3ゲームで早々にブレークに成功。フォアハンドから繰り出されるスピンとスピードを兼ね備えたショットでロッド・レーバー・アリーナの観客を魅了し、1度もブレークポイントを握らせることなく6-4でセットを連取した。

第3セット、2025年終盤の負傷から復活を遂げたポールの粘り強い守備に苦しむ場面もあったが、5-5で迎えた第11ゲームで値千金のブレークに成功。計35本のウィナーを叩き込み、最後は盤石のサービスキープでストレート勝ちを決めた。

試合後、アルカラスは「ここまでの今大会で最も厳しいテストだった」とポールのプレーを称えつつ、自身のレベルが試合を追うごとに向上していることに満足感を示した。

3年連続の準々決勝に進んだアルカラスは、次戦で第6シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同6位)と第10シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同10位)の勝者と対戦する。悲願のタイトル獲得、そして歴史的記録の達成へ向け、王者の進撃は止まらない。