<大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館「史上最強の新弟子」が序ノ口優勝を飾った。東19枚目の旭富士(23=伊…
<大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館
「史上最強の新弟子」が序ノ口優勝を飾った。
東19枚目の旭富士(23=伊勢ケ浜)が、7戦全勝同士だった同筆頭の蒼富士との優勝決定戦を制した。
同じ伊勢ケ浜部屋所属で、神奈川・新名学園旭丘高の後輩と対戦。「2人で優勝争いしよう」と誓っていた相手と、大観衆の中での決戦を迎えた。「あんま緊張しなかった」と押し出しであっさりと勝負を決めて「うれしかった。疲れました」と笑みを浮かべた。
規定で外国出身力士は1部屋1人までのため、デビューが遅れた。研修を経て、昨年九州場所で初土俵。先代師匠の宮城野親方(元横綱旭富士)のしこ名「旭富士」を受け継いだ。「重いです」と実感しつつ、「親方に感謝です」と口にした。
序ノ口デビューからの連勝記録は、佐久間山(のちの常幸龍)の27連勝。今後の目標は「夢は人に言わないタイプなので」と明かさなかった。「前に出られるように。全然まだまだなので」と控えめながら「一枚でも番付を上げられるように頑張りたい」と意気込んだ。
◆旭富士英毅(あさひふじ・ひでき)本名バトツェツェゲ・オチルサイハン。2002年(平成14年)5月17日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身。18年春に来日し、神奈川・旭丘高に留学、相撲部に入部。卒業後の21年春に、伊勢ケ浜部屋に入門。外国人枠の問題でデビューが遅れたが、研修生の間に実力をつけた。25年秋場所の新弟子検査を受検し、同年九州場所初土俵。実力が見込まれ、先代師匠(元横綱旭富士)からしこ名を継承した。すでに部屋の関取衆とは稽古場で互角以上にわたりあっている。185センチ、150キロ。