【ベルギーリーグ】ラ・ルヴィエール1-2シント=トロイデン(日本時間1月25日/イーズィ・アリーナ)【映像】完璧ポジショ…

谷口彰悟

【ベルギーリーグ】ラ・ルヴィエール1-2シント=トロイデン(日本時間1月25日/イーズィ・アリーナ)

【映像】完璧ポジショニング&ドンピシャ豪快ヘッド

 日本代表DFが、大仕事をやってのけた。シント=トロイデンでキャプテンマークを巻く谷口彰悟が打点の高いヘッドで今季初ゴールとなる同点弾を挙げると、チームメートやスタジアムに詰めかけたサポーターのみならず、SNSでも歓喜の声が相次いだ。

 日本時間25日、ベルギーリーグの第22節が行われ、シント=トロイデンはアウェイでラ・ルヴィエールと対戦。谷口を筆頭に、小久保玲央ブライアン、畑大雅、伊藤涼太郎、後藤啓介の5人の日本人選手が先発のピッチに立つ中、キャプテンが先制点をもたらした。

 両チームともにネットを揺らすことができず、スコアレスで迎えた後半、シント=トロイデンは59分に先制を許してしまう。しかし、直後の63分だった。敵陣右サイドでFKを獲得すると、アルブノール・ムヤが右足でゴール中央に内巻きで入ってくるクロスを送り込む。これに反応したのが背番号5だった。

 特筆すべきは、その異次元のポジショニングだ。目の前に立ちはだかる身長203cmの超大型FWパプムサ・フォールとの肉弾戦を制してスペースを確保。斜め右後ろから飛んでくる難しい角度のクロスに対し、完璧なタイミングで跳躍すると、空中で静止したかのような滞空時間の長いヘッドをゴール右隅に突き刺した。DFながらストライカー顔負けの技術に、スタジアムは騒然となった。

谷口彰悟

 待望の同点弾であるとともに、谷口にとっては今季初ゴール。その瞬間、チームメートはキャプテンの元にかけ寄って歓喜の輪を作り、手厚いセレブレーションで労った。

 このゴールにはファンも多くのリアクションを寄せ、SNSでは「イケメソキャプテン頼りになるなあ」「キャプテンさすがっす」「セットプレーからドンピシャヘッド!!」「ケガや苦しい時期を乗り越えての今季初ゴールは本当に価値がある」「やっぱり頼れる存在すぎる」「まさに鉄人」「34歳でこの跳躍力はバグ」「谷口が決めるとチームに魂が宿る」と称賛の嵐。中には「これを見せられたら代表復帰させない理由がない」と、日本代表への復帰を熱望する声も噴出している。

 谷口は2024年11月に左足首アキレス腱断裂の大怪我で戦線離脱。手術とリハビリを経て今季9月のホームゲームで復帰を果たすと、ここまで16試合連続スタメン&フル出場。チームを支えながらピッチに立ち続けてきた大黒柱が、大きな一発を放ってみせた。

 谷口の今季初ゴールには、地元メディアも「格の違いを感じさせるゴール」(Sporza)「日本の将軍が帰ってきた」(Het Belang van Limburg)などと賛辞を惜しまなかった。

 なお、試合はその後、終了間際の89分に新加入のセネガル人FWウマル・ディウフが勝ち越し弾。後藤の鮮やかなスルーパスがアシストとなり、チームはアウェイで逆転勝利を収めた。チームは4連勝と好調を維持し、首位ユニオン・サン・ジロワーズとの勝ち点差を1ポイントまで縮め、虎視眈々とリーグタイトルを射程圏に捉えている。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)