WRC開幕戦ラリーモンテカルロ競技3日目、前日のステアリングトラブルから両腕に筋肉痛を抱えてトリッキーな一日を走り切った…

WRC開幕戦ラリーモンテカルロ競技3日目、前日のステアリングトラブルから両腕に筋肉痛を抱えてトリッキーな一日を走り切った勝田貴元。フィーリングが改善されたことでペースも上がり、ポイント圏内にまで順位を戻してきた。


土曜日午前のセクションを終えて
──筋肉痛はありますか?
ありますが、仕方がないですね。両手と腕が全部です。

──今朝はトリッキーなコンディションが続いていますが、どのような感触でしたか?
これまでとは格段に違う感覚です。グリップを感じると、マシンをより良く感じることができます。そうすれば、すべてがうまく回るようになります。これまででは最良の一日ですが、改善できる箇所もたくさんあるので、このまま続けてて、コースアウトせずに賢い走りをして午後のループに臨みたいと思っています。明日もあるし、まだラリーは長いので、何が起こるか分かりません。6番手まで戻れるようにもうちょっと頑張ってみます。

──このようなコンディションでのドライビングはどうでしたか?
コンディションが安定している方が、僕としてはドライビングしやすいです。路面にちょっとだけスラッシュ(半分融けて水分の多い雪)があるだけでグリップがゼロになってしまいます。昨日コースアウトしそうになった時やトラブルを抱えた時も、ほんの少しだけスラッシュがあった状況でした。ほんの少しだけで滑っていってしまって、何もできなくなります。だからドライビングはとても怖い状況にあります。

──今日の方がフィーリングはいいと思いますが、ペースも良かったのではないですか?
フィーリングが良いので、タイムも伴っています。多くのラリーカーが通った後ではコンディションが悪くなのであまり比較はできませんが、良いタイムを出すことができています。

──今日の1本目はグリップはないものの、最初から最後まで同じだったのではないですか?
スラッシュとアイスではグリップが異なるので、理解するのが難しいです。多くの場所では最初がスラッシュ、その後に良いラインができて、最後はターマックが出ている状況もあります。2本目は凍結していました。ベストを尽くして、午後のループも走り切りたいです。



午後のセクションを終えて
──モナコのスーパーSSはどうでしたか?
素晴らしかったです。こんなにたくさん人がいるとは思いませんでした! (3番手タイムと)いい走りもできました。残念ながらすごくウエットコンディションだったのですが、モナコの市街地で走ることができたのはとても良かったです。

──これまでの走りと今回の走りはものすごく違うものですよね?
港のあたりは、いつもたくさん人がいますが、このような天候でもこれだけ多くの人が集まってくれてすごかったです。

──モナコ在住ですが、近所でラリーカーをドライブする感触はどのようなものですか?
以前はユバスキラに住んでいて、日本でも地元で走りましたが、いつも特別な感触です。道をよく知っていますし、快適な走りができます。

──今日は全体としてとてもトリッキーなコンディションでしたが、どんな一日でしたか?
ものすごく過酷で、コンディションを管理するのはとても難しかったです。特に自分たちは出走順が早いので、コンディションの変化などに対処するのは難しかったです。それは、全員同じことですが。明日は同じストーリーになると思いますが、僕の個人的な希望としてはフルアイスで完全に凍結していてほしい。まったく溶けていない感じが希望です。難しいとは思いますが、そうなってくれるとうれしいです。
(Keiko Ito)