【WWE】SMACK DOWN(1月23日・日本時間24日/カナダ・モントリオール) 【映…
【WWE】SMACK DOWN(1月23日・日本時間24日/カナダ・モントリオール)
高飛車ヒール女子レスラーが対戦相手の現王者にガン無視され憤慨からの怒りのダイブ決行。地元凱旋で完全にコケにされながらも職人芸で“本当はデキる女”ぶりを改めてアピールした。
WWE「SmackDown」はカナダ・モントリオールで開催。地元出身のチェルシー・グリーンがWWE女子王者ジェイド・カーギルとのノンタイトル戦で千載一遇のチャンスをゲット。晴れの地元凱旋のはずが王者からも見向きもされずにとっさに取った“ぶっ飛びの行動”がファンの心を掴んだ。
試合開始前から既に次の挑戦者にほぼ内定のニューカマー、ジョーディン・グレースへスポットライトが当たる理不尽な状況。地元カナダ出身のチェルシーは本来なら観客の歓声を浴びるはずだったが、リング下で睨み合うジェイドとジョーディン・グレースの存在が試合開始前から焦点を奪って試合は二の次状態。
この度重なる塩対応にチェルシーも珍しく本気モードになり、入場直後、ジョーディンに気を取られたジェイドへスーサイドダイブを決めて意地を見せる。不意打ちとはいえ王者への怒りの一撃にファンも「いった、やるじゃないかチェルシー」「攻めのチェルシーは珍しい」といった驚きの声が上がり、地元での奮闘を応援する雰囲気が生まれた。
しかしすぐにリング上で反撃を受け、ジェイドは苦悶の表情を浮かべるチェルシーの前で腕立て伏せをしながら挑発するという屈辱的なパフォーマンスを披露。会場はこの舐めた態度にブーイングで応じたが、ジェイドの意識は明らかにリング下のジョーディンに向けられたままだった。
試合中盤、再びジェイドとジョーディンが睨み合う場面ではABEMA実況の塩野潤二アナウンサーが「凄い肉体ですね、二人とも」と既に次の対決への視線が向けられていることを印象づけるコメントが飛び出し、観客も試合そっちのけ状態。この隙を突いてチェルシーが美しいミサイルキックを叩き込み意地を見せるが、最後はジェイドの「パワーボム」と「ジェイデッド」ダブルコンボで短時間のうちに決着がついた。
試合後、ジョーディンはリングサイドから女子ロイヤルランブル出場とジェイド王座への挑戦を宣言し、物語の焦点は完全にそちらへ移行。チェルシーは自らの地元で、相手選手にも観客にも主役として扱われないという二重の屈辱を味わいながらも奮起。それでも堂々と負け役を演じきった。
(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)