かつて同名のレースもあったので紛らわしいが、中京競馬場で行われていた東海Sを前身とするレースで、優勝馬にはフェブラリ…
かつて同名のレースもあったので紛らわしいが、中京競馬場で行われていた東海Sを前身とするレースで、優勝馬にはフェブラリーSの優先出走権が付与される。昨年は中京競馬場ダート1800mコースで行われたが、今年は場所を京都競馬場に移して行われる。舞台となる京都競馬場ダート1800mはスタンド前から発走して1周1607.6mの京都競馬場ダートコースを1周と少々。スタートからゴールまですべてダートコースで最後の直線は329.1m。スタートから1角までの距離が短いので外枠を引いた先行馬は少々競馬がしにくいかもしれないが、基本的には逃げ、先行馬が有利にレースを運べるコースだ。
◎ブライアンセンスはマーチS優勝馬。3歳春のユニコーンSも3着で、同年秋には古馬相手に2勝クラス、3勝クラスを連勝したくらいだから早くから高い能力を示していた馬だ。昨年のマーチSで重賞初勝利を記録したあとは、追い込み馬ゆえの展開や馬場状態、重ハンデに苦しめられていたが、前走の師走Sでは、外枠からすんなり先行して3角過ぎからスパート。あとは後続を引き離して6馬身差で勝利した。58.5kgを背負ってのものだけに価値が高い。[3-0-0-3]と得意にしている京都競馬場で別定重量57kgなら、前走の再現を期待したい。
〇ロードクロンヌは京都競馬場で行われた平安S2着、みやこS3着。ダート1700m未勝利戦を勝ち上がったあとは4連勝。重賞戦線でも堅実な走りを繰り返し、ダートに限れば[4-3-2-0]と底を見せていない。前々走は不良馬場でレコード決着の中、後方から追い込んで3着。前走の浦和記念は外枠からポジションを取りに行き、2番手追走。正攻法で勝ちに行ったが、内ラチ沿いを抜け出した勝ち馬に1馬身半及ばなかった。価値ある2着だった。今度こそ、だ。
▲サイモンザナドゥはシリウスS2着、みやこS2着。以前は追い込み一辺倒で、3勝クラスを勝ち上がったのはデビューから23戦目という晩成型の6歳馬だが、少しずつ前目のポジションを取れるようになり、前々走のシリウスSは中団から外を回りながら長く良い脚を使って2着。前走はレコード決着の中で同タイム2着。速い時計の決着にもしっかりと対応してみせた。京都競馬場は[1-3-2-4]と得意のコース。上位と差はない印象だ。
△ルシュヴァルドールはベテルギウスS優勝馬。前々走は競走中に異常歩様を発症し、大差負け。平地調教再審査からの復帰初戦で人気を落としたが、すんなり好位から楽に抜け出した。条件馬時代から末脚には定評があった馬だが、それがオープンでも通用することを証明した。あとは、いかに重馬場だったとはいえ初のダート実戦となった前走ペルセウスSをレコード勝ちした△ジェイパームス、強烈な末脚を武器に3連勝中の△ハナウマビーチ。最後にオープン特別2勝の△シゲルショウグン。過去6勝の合計着差が33馬身4分の3というのは凄い。