現役ドラフトで阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が24日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で自主トレを公開し、同じく新加…

 現役ドラフトで阪神に加入した浜田太貴外野手(25)が24日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で自主トレを公開し、同じく新加入の元山飛優内野手(27)と体を動かした。浜田は今月、宮崎県内で元ソフトバンク・内川聖一氏(43)らとの合同自主トレに帯同。同氏から不振時の修正法や右打ちの極意を教わった。右の大砲候補が“内川イズム”で外野手争いに殴り込みをかける。

 真冬の寒空とは対照的に、浜田の心は熱く燃えていた。やや緊張した面持ちに時折、笑みも浮かぶ。かつての同僚・元山と約4時間の調整。宜野座組で迎える春季キャンプに向け「最初からアピールですね。打撃をアピールしていきたい」と長所を前面に押し出す姿勢を示した。

 今月6日からは約2週間、元ソフトバンク・内川聖一氏が主宰する合同自主トレに参加した。ヤクルトの先輩にもあたる同氏への弟子入りは3年連続3度目。「いろいろ聞いて、打ち方も一から教えてもらった。まだ100%ではないけど、シーズンが始まるまでに100%へ持っていけるように」と完全習得を目指す。

 内川氏はNPB通算2186安打を誇り、両リーグで首位打者を獲得。希代のヒットメーカーから「調子が悪い時は(意識的に)右打ちすると聞いた」と明かす。現役時代、同氏は流し打ちの名人として知られた。それも踏まえ「どれだけ調子を落とさず(状態を)良い方向に持っていけるか、について聞けた。自分の中でも何か見つけてやっていきたい」と打撃の柱を構築する考え。“内川イズム”の還元で打力を磨き、外野のレギュラー争いに参戦していく。

 並行して課題の修正にも取り組んだ。状態が悪くなると体を振ってしまい、バットが遅れて出てくる悪癖を自己分析。「それはずっと内川さんに言われていたこと。疲れたり、調子を崩すと体を振るので修正していきたい」と矯正にも励む。

 自身の愛称は国民的漫画「釣りバカ日誌」の主人公・浜崎伝助と同じハマちゃん。くしくも浜田の趣味は釣りで、自主トレの合間にも楽しんだ。キャンプ地・沖縄に釣りざおを持参する可能性には「ちょっと考えます。しれっと持っていくかもしれないです」と笑った。

 昨季は34試合の出場にとどまるも4本塁打。22年に6本塁打のロマン砲は「長打も打てて率も残せるようになりたい」と理想を描いた。ルアーをバットに持ち替え、新天地での競争を勝ち抜く。