<大相撲初場所>◇十四日目◇24日◇東京・両国国技館【映像】翠富士、「異変」の要因とされる激しい一番 一月場所も大詰めを…

<大相撲初場所>◇十四日目◇24日◇東京・両国国技館

【映像】翠富士、「異変」の要因とされる激しい一番

 一月場所も大詰めを迎えた十四日目。前頭十二枚目・翠富士(伊勢ヶ濱)が、伝家の宝刀である肩透かしで白星を挙げたが、その裏で元横綱・若乃花が翠富士の“異変と原因”を鋭く指摘。翠富士の入念なサポーターについても言及した。

 翠富士はこの日、前頭八枚目・金峰山(木瀬)と対戦。翠富士は立ち合いから金峰山の下からの突き押しに耐えると、懐に潜り込んで両差しに。金峰山が逆転を狙って翠富士の腕を極めにかかったが、翠富士は一瞬の隙を逃さず鮮やかな肩透かしを繰り出し、逆転で6勝目(8敗)を挙げた。敗れた金峰山は10敗目(4勝)を喫した。

 翠富士が見せた執念の白星。しかし、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は、翠富士の右腕の状態に警鐘を鳴らした。「翠富士よく踏ん張りましたね。正代との一戦で完全に右のヒジが壊れてますよね」と、十二日目の正代(時津風)戦で腕を激しく極められた際の影響を指摘。続けて「動きで僕はわかるんですけど、右手の力が入りにくいです。昨日(十三日目)は全然力入ってなかったです。下(サポーターの下)ゴム付けてるんじゃないですか?」と、元横綱ならではの観察眼で翠富士の状態を分析した。

 さらに花田氏は、敗れた金峰山の攻めについても「金峰山も分かってるんですよ。左から極めていこうと」と言及。翠富士が肩透かしを決めた瞬間には「あぁ、痛いと思いますよ、これ。寸前でゴムチューブとか巻いてるんですよ。痛み止めとか飲んでいる可能性ありますし」と、サポーターの下で念入りな補強がなされている可能性を示唆した。

 実況の藤井康生アナウンサーが「金峰山に極められてはなくて、二の腕の辺りだったので大丈夫でした。ヒジだったら大変でした」とフォローを入れると、花田氏は負傷の原因となった正代について「正代、優しいのに極めるのは極めるんです」とコメント。正代の勝負師としての厳しさを評価しつつ、翠富士を労わっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)