楽天から巨人へFA移籍した則本昂大投手(35)が24日、川崎市内のジャイアンツ球場を初訪問した。施設などを見て回り「迷子…
楽天から巨人へFA移籍した則本昂大投手(35)が24日、川崎市内のジャイアンツ球場を初訪問した。
施設などを見て回り「迷子になりそうですね」と苦笑いしながらも、新チームメートや球団スタッフらにあいさつした。楽天時代の同僚だった田中将、高梨や侍ジャパンで同僚だった坂本勇、丸ら旧知の存在とも交流。「新しいチームですけど知ってる人は何人かいるので、溶け込めたらいいなと思います」と適応していく。
田中将とは軽いあいさつ程度だったが「溶け込みやすいよ」と助言された。久しぶりの再会に「偉大な先輩でずっと背中を追い続けてきた。僕自身も野球人生として、現役として、終わりが近づいてきているのは間違いない。どう野球人生を締めくくるかという中で、田中さんと一緒にやれるっていうのは、僕にとってはすごく大きなことかなと思います」としみじみ言った。13年にはともに楽天日本一を経験。当時は2人とも20代前半だったが、いまや30代後半とベテラン同士になった。
だからこそ、憧れと同時に譲れないこともある。同じ先発ローテーションの座を争う存在でもある。「サバイバルやと思ってる。ローテを勝ち取らないといけないと思いますし、田中さんに追いつけ追い越せ、でずっとやってきた。今年もその気持ちは変わらずにやりたい」とリスペクトしているからこそ、正々堂々と立ち向かっていく。
この日はキャッチボール、ランニングに加えてさっそく捕手を座らせてのブルペン投球を行った。今オフ3回目で仕上がりも順調。ファンからの「則本さーん」という声援を背に新天地での準備を進めた。「伝統ある球団ですし、結果を残してファンの皆さまに認めてもらうというわけじゃないですけど(認めてもらえるように)やっていかないと、と思います」と気合をにじませた。慣れない環境でも関係ない。自らの価値をマウンドで証明する。【小早川宗一郎】