WRC開幕戦ラリーモンテカルロ競技2日目、TGR WRCチャレンジプログラム2期生の山本雄紀(トヨタGRヤリス・ラリー2…
WRC開幕戦ラリーモンテカルロ競技2日目、TGR WRCチャレンジプログラム2期生の山本雄紀(トヨタGRヤリス・ラリー2)は、午後のループで7番手タイムを2回マークし、ラリー2勢での順位をひとつ上げて9番手でこの日を終えた。
金曜日午前のセクションを終えて
──午前中のループはどのような感触でしたか?
3本目が一番すごかったですが、アイスとスラッシュ(みぞれ)のミックスコンディションで、かなり難しくて。1本目のアイスのセクションはタイムがよかったのですが、アイスがなくなってグリップが出ている時にスピードをきちんと乗せていくというところでちょっと苦戦している感じがあって。アイスがあるんじゃないかと思って抑えすぎる感じなので、そこをもう少しチームやノートクルーとコミュニケーションを取って改善していけたらと思います。全体的に満足のいくペースではありませんが、このコンディションではこれ以上不要なリスクは負わず、道の上にいて学ばなくてはならないので、そこは無理せずにできるところだけでプッシュして、あとは管理しながら走っています。そのあたりは良くできたと思います。
──スタッドタイヤだからスピードを乗せるのが難しいのですか?
いえ、グラベルクルーがチェックする時間がとても早い時間なので、コンディションがそこから変わって溶けていたりするんです。目で見て判断していければいいのですが、舗装に見えるようでもブラックアイスがあったら怖いので、そこで抑えすぎてしまいます。そこがとても難しいです。
──マシンは昨年から何かアップグレードは行われましたか?
昨年の最後くらいからの大きなアップグレードはありません。少しダンパーの仕様が変わったりしていますが、新しいダンパーが来たからそれが前よりも絶対にいいからそれを使う、という感じではなくて、テストでいろいろ比べながら前に使っているものを使ったり、ということもあります。
──乗り心地はあまり変わっていない感じですか?
そうですね、自分の好みというか、慣れている部分をピックアップしている感じです。
──午後はどう臨みますか?
アプローチは変わりませんが、基本的には午後の1本目は朝イチよりはマシなので、朝イチで大丈夫だったコーナーは午後も大丈夫だろうと思うので、頭を使いながら午前に攻め切れなかったところでちょっとプッシュして、どれくらいペースが縮まるかということを見ていきたいです。
午後のセクションを終えて
──午後のループについて聞かせてください
コンディションがマシになっているところもあって、ペースもだいぶ改善してよくなったのですが、前がまったく見えなくなったりなど色々あってタイムに繋がらないのが残念でした。でも、ペースとしては、泥が出て汚れている場所でも速さを見せることができたので、そこは改善できたと思っています。
──手応えがあったという感じですか?
そうですね。あとは何も起こらずに走り切れれば、ペースはついてきたので。明日はどのようなコンディションかまだわからないですが、アプローチを変えずに今やっている延長線上でいいと思うので、そのままいきたいと思っています。
(Keiko Ito)