コート内外での振る舞いが話題となる大坂(C)Getty Images 女子テニス界のカリスマとも言うべき大坂なおみ。目下…

コート内外での振る舞いが話題となる大坂(C)Getty Images
女子テニス界のカリスマとも言うべき大坂なおみ。目下、開催中の全豪オープンにおける彼女の振る舞いは、良くも悪くも国際的な関心を集めている。
トレンドとなったのは、現地時間1月20日に行われたアントニア・ルジッチとの女子シングルス1回戦。今季4大大会に挑んだ大坂がコート入場時に披露した“超”ド派手なウェアにあった。
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インパクト十分な真っ白なハットには、白いベールと蝶があしらわれ、グリーンを基調にしたワンピース風のトップスの下部には華やかなフリルが。ボトムスにも鮮やかな白いフリルが揺れ、手にした奇抜な星形の傘も含めてエレガントな装いとなった。
2024年の全米オープンでも、世界的デザイナーのyoon氏の手掛けた大きなリボンとフリルが印象的なウェアでプレーし、注目を集めた大坂。現地時間1月21日のソラナ・チルステアとの2回戦でも「クラゲをイメージした」というフリルのついたウェアで激闘を制した。
ド派手なファッションで観客の視線をくぎ付けにしながら試合にも勝利する。「私は喜びや幸せを感じられるようなことをしたいだけ」と語る大坂だが、一連のパフォーマンスは、まさにスターと呼ぶにふさわしいと言えよう。
もっとも、テニス界の重鎮からは、礼儀やマナーを重んじる傾向にある業界の「常識」とは離れた行動に苦言も飛んでいる。2度の4大大会制覇の経験を持ち、弟アンディと並ぶスタープレーヤーであったジェイミー・マレー氏は、英公共放送『BBC』のラジオ番組『BBC 5 Live Sport』の中で大坂のウェアについて「まるでメアリー・ポピンズのようだった」と指摘。「彼女が何をしたかったのかは分からない。でも、何かにハマっていたんだと思う。個人的には『何してんの?』って感じだった」と疑問視した。
これに番組パーソナリティのエリザ・ワスコートさんも「私もジェイミーに同感」と反応。「1回戦でラケットを持ってコートに上がらず、相手の前で派手なパフォーマンスをするのは、テニスというスポーツに対しても失礼な行為だと感じた」と投げかけた。
「しかも彼女がそういうことをやった理由は、自分のウェアを目立たせるため。ああいう振る舞いはテニスというショーそのものから目をそらさせてしまう。私たちがここにいるのはテニスを楽しむためなのに。彼女がファッションに喜びを見出すのは理解できるけど、私としては、ああいう衣装に織り交ぜて、テニスとファッションの両方に敬意を表すべき所は他にもたくさんあると思う」
さらに「ちょっと安っぽくて、ちょっとダサくも見えた。ここ(コート)にはふさわしくない」(ワスコートさん談)とも批判された大坂。だが、当人は非難の声を意に介していない。自身のThreadsで自らの考えを明らかにしている。
「“伝統的”なテニスウェアについて語り、私の服装を『品がない』と批判する層が一定数いる。正直に言えば、私は彼らの本質も理解している。でも、私は彼らのためにやっているわけじゃない。彼らは決して私を理解しないし、理解してほしくもない。私は自分と同じような人々のためにやっている」
批判を受けながらも、我が道を行く大坂。その振る舞いが、観衆の興味を惹きつけているのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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