中京競馬場で行われていた愛知杯を前身とする牝馬限定のハンデキャップ競走だが、開催日割の変更によって場所を小倉競馬場に…
中京競馬場で行われていた愛知杯を前身とする牝馬限定のハンデキャップ競走だが、開催日割の変更によって場所を小倉競馬場に移し、名称を「小倉牝馬ステークス」と改められて、今回が2回目。過去のデータは存在しない。舞台となる小倉競馬場2000mコースは4角奥のポケットからスタートして、1周1615.1m(Aコース使用時)の馬場を1周と少々で、最後の直線は293m。ゴール板を過ぎたあたりから1〜2角にかけて約3m上り、あとは4角にかけて緩やかに下る。直線は短いが3〜4角にはスパイラルカーブが設けられており、外を回る追い込み馬にも注意が必要なコースだが、開幕週に行われる本競走はどうだろうか。
◎クリスマスパレードは紫苑S優勝馬。秋の中山開幕週に行われたこのレースでは半マイル通過46.7秒、前半1000mを58.8秒のハイペースで引っ張る逃げ馬をピッタリとマークするような2番手からレースを進め、早め先頭から1分56秒6のレコードタイムで後続を完封した。前々走のクイーンSは出遅れ。前走の福島記念は、前半1000m61.1秒のスローペースの流れでやや力みながらも好位のインで我慢していたが、最後の3ハロン11.9秒、11.3秒、11.0秒の加速ラップの前に、切れ負けしたような印象だった。手が戻った石川騎手の手綱さばきにも期待したい。
〇ジョスランは秋華賞4着。内ラチ沿いのインコースを進んでいたが、最後の直線で周囲を完全に囲まれるような形となって残り200m標手前付近で手綱を引っ張る不利。外に持ち出されたあとは力強く伸びたが、不完全燃焼のようなレースとなってしまった。2歳12月のデビュー戦を勝ったあとは、休み明けのフラワーC4着。自己条件に戻ってカーネーションCを快勝して、秋は紫苑Sはクビ差2着だったから、世代を代表する1頭だ。54kgのハンデなら逆転も。
▲テレサはローズS2着。阪神外回りのワンターンコースだったとはいえ、半マイル通過45.3秒の速い流れを積極的に追い上げながらしっかりと脚をため、4角で振られながらもしぶとく伸びて2着。秋華賞は前半スローから平均的に速めのラップを刻むペースに上手く脚が溜まらなかった印象で、伸びを欠いてしまった。あれが実力ではないはず。柳川特別を逃げ切っている小倉競馬場で見直したい。
△ボンドガールは秋華賞含む6つの重賞で2着。昨春以降、関屋記念を除いてどこか嚙み合わないようなレースを続けているが、前走は互角のスタートから道中流れに乗って、勝ち馬から0.5秒差。勝ちに行った分、最後は止まってしまったが、まだ見限れない。札幌記念2着で、エリザベス女王杯5着の△ココナッツブラウンと、前走の福島記念で出走メンバー最速タイの末脚で3着まで追い込んだ△パレハ、最後に3連勝中の△レディーヴァリュー。未勝利戦を勝ちあがった直後のローズSで0.4秒差6着だったのだから、侮れない馬だ。